正月三が日におよそ300万人が初詣に訪れる成田山新勝寺では毎年この時期に大しめ縄の飾りつけが行われる。けさは寺の職員7人で長さ6.6メートル、重さ200キロの大しめ縄を担いで大本堂の前に運んだあとクレーン車でつり上げて高さ6メートルの木の枠にくくりつけた。大しめ縄は五穀豊じょうを願って地元の農家から集めた2500束のわらを使い2か月ほどかけて作られたもので照範じめと呼ばれる稲穂をつるしたような独特の形が特徴。大しめ縄の両脇には高さが8メートルを超える縁起物の松と竹も飾られ、新年を迎える準備が進められた。大しめ縄は来月28日まで設置されるという。