- 出演者
- 江原啓一郎 片山美紀 宮崎あずさ 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
強い寒気や気圧の谷の影響で関東甲信はけさにかけて雲が広がり平野部でも雪やみぞれが降ったところがあった。けさは東京の都心と横浜市で初雪を観測した。東京の都心の初雪は平年より15日早いという。天気は次第に回復し、あすは広い範囲で晴れる見込みだが、寒気が残る影響で冷え込みが厳しくあす朝の最低気温は長野市でマイナス4度、宇都宮市と水戸市でマイナス3度、さいたま市でマイナス1度、東京の都心で1度などと予想されている。また関東の広い範囲で空気が乾燥する見込みで火の取り扱いや体調の管理に十分注意。
警察庁の露木康浩長官はきょう、ホストクラブへの規制を強化する方針を固めたことを明らかにした。ホストクラブを巡っては女性客が高額な料金を請求されて借金を背負わされ、返済のために売春などを強要されるケースが後を絶たないことなどから警察庁が法律の専門家や業界団体などが参加する有識者会議を設けて規制の在り方を検討していた。まず禁止とされたのが色恋営業。売り上げトップになれなかったらもう会えなくなるなどと恋愛感情につけ込んで客を依存させ高額な飲食をさせる営業で、違反した場合は営業停止などの行政処分の対象とする方針。さらにツケ払いで店に通わせたうえ、たまったツケ、売掛金を取り立てようと客を怖がらせるなどして売春や性風俗店で働くことを求める行為や性風俗店が女性の紹介を受ける見返りにホストやスカウトに報酬を支払うスカウトバックも禁止し刑事罰の対象とする方針。悪質なホストクラブに対する規制強化の方針。ホストクラブに通い多額のツケ、売掛金があるという20代の女性は「売掛禁止はいいと思うが、色恋営業の規制は結構難しいのではないか」と話していた。またホストクラブの業界団体の北条雄一理事長は規制の強化に賛成するとしたうえで禁止する色恋営業の範囲を明確にしてほしいとしている。警察庁は違反した店への罰金など罰則の見直しも検討していてこれらを盛り込んだ風俗営業法の改正案を来年の通常国会に提出することにしている。
「車の排ガスによる大気汚染でぜんそくなどを発症した」と主張する東京や神奈川の住民など158人が国と自動車メーカーに損害賠償を命じるよう国の公害等調整委員会に申し立てている。双方が主張を述べる審問がきょうで終わった。ぜんそくと闘いながら医療費を全額助成する制度を設けてほしいと訴える患者の実情を取材した。今回の申し立てに加わっている進藤光子と娘の里江は1970年代から都内の幹線道路沿いの住宅で暮らしてきた。生後数か月でぜんそくを発症した里江はたびたび入院して治療を受けた。今も季節の変わり目や気圧の変化などで悪化することがあり毎日3回の服薬が欠かせない。1970年代以降、石油ショックなどの余波で車のディーゼル化が進み都市部を中心に大気汚染が深刻化、全国各地の患者らが医療費の助成などを求めて国や企業などを訴え解決金の支払いや環境対策の実施などでいずれも和解が成立している。そして2008年には都内の患者だけを対象とした救済制度が設けられた。しかし、こうした制度は全国には広がらなかった。こうした中、患者らはおととし、国と自動車メーカーに対して治療費など1人当たり100万円の損害賠償を命じるよう公害等調整委員会に申し立てた。双方が主張を述べる最後の審問が行われ「ぜんそく患者の女性が苦しみや経済的負担はすべて自己責任で解決しなければならないのか。これからは治療費が軽減され生きる喜びを感じて暮らしたい」と述べた意見書が読み上げられた。一方、国やメーカー側はこれまでの審問で適切な対応を取ってきたなどとして、いずれも法的責任はないと主張している。里江はぜんそくのほか脳血管の難病もあり障害年金を受給してグループホームで暮らしている。ぜんそくの患者に医療費の一部を助成する東京都の制度を利用しているが月6000円の自己負担は重く全額助成の制度の実現を願っている。環境政策に詳しい東京経済大学の尾崎寛直教授は「排ガスによる被害は国レベルの救済制度が空白状態になっている。被害に遭われた方々が安心して医療にかかれる制度があることは非常に大事だ」としたうえで今回の申し立てについて「車が集積する都市部で車に由来する大気汚染が深刻になったということを改めて知るきっかけになるのではないか」としている。公害等調整委員会は今後、双方の意見を聞く非公開の協議を行うとしたが、ここで合意に達しなければ来年にも国や自動車メーカーに賠償の責任があるかどうかの裁定を出すと見られる。
年の瀬が迫る中、都内の老舗銭湯で大掃除が行われたが、おなじみのあの家電が活躍した。墨田区にある創業75年の銭湯、脱衣所を掃除しているのはロボット掃除機。この銭湯でも慢性的な人手不足が課題となる中、ロボット掃除機を手がける会社からの申し出で4台が大掃除に参加した。従業員などが脱衣所のロッカーの上などのほこりを払い落とすと掃除機が吸い取っていた。あさっては冬至ということもあり、常連客などが一足早くゆず湯で体を温めていた。
関東の気象情報が伝えられた。
東京・稲城市にあるよみうりランドからこの冬にしか見られない特別な夜景を中継で伝えた。およそ650万個のLEDが取り付けられている。見下ろすように建っているのは2つの観覧車。手前に見えるのがことし10月に完成した新しい観覧車、Sky-Go-LAND。一方、奥に見えるのは44年間、営業を続けてきた大観覧車。新旧の構造を見比べるとデザインの時代の流れを感じさせられる。実は1つの園でこのように2つの観覧車を同時に運用する例は大変、珍しい。ただ長らく営業してきた大観覧車は来年1月にその役目を終え解体される予定。この2つの観覧車の共演を楽しめるのは今だけ東京・稲城市のよみうりランドから中継。1つの視界の中で大きな観覧車2つ回っている景色を見に平日だがたくさんの方、訪れている。よみうりランドのイルミネーション、14年前に始まっただが、今、ご覧いただいている並木道、全長180メートルありここが鮮やかなライトが施されている。中でもツイン観覧車が見られるということで例年よりも多くの人たちでにぎわっているという。この2つの観覧車、ゴンドラにも違いがあり新しいほうは冷暖房がついた。先ほど新しい観覧車に乗られた人たちに話を聞いたところ、やはり暖かくてとても快適でよかったという声が圧倒的だった。ただ、寒いほうが観覧車らしくてよかったんじゃないかという方もいらっしゃって身を寄せ合ってぬくもりを感じるのも1つの思い出と答える人もいた。よみうりランドではそういった皆さんの思い出を今回、1つの観覧車が終了するのを機に募集したところ、7000通ものメッセージが寄せられたということだ。メンテナンス担当の戸枝栄一は「44年間、大きなトラブルもなく回り続けてくれてまずは本当に感謝の気持ちでいっぱい。残り僅かとなったけど1人でも多くのお客様にご利用いただけたらなと思っている」とコメントした。この冬のイルミネーションは4月の上旬まで続くだが、この2基の観覧車が見られるのは年明け1月13日までとなっている。。
能登半島地震から1年となるのを前に木造建築が並ぶ葛飾区の柴又で市民による消火訓練が行われた。葛飾区の柴又帝釈天と参道にある商店街は国の重要文化的景観に指定されていて自分たちの手で街を守ろうと住民が定期的に消火訓練を行っている。能登半島地震からまもなく1年になるのを前に改めて防災意識を高めようと区から新たに貸与された消火ポンプを使って柴又帝釈天に放水する訓練を行った。商店街によると柴又の街では木造建築も多いことから貯水槽が複数設置されていて、水道が止まっても住民が消火できるようにしているという。
阪神淡路大震災の発生からまもなく30年になるのを前に東京都新宿区の消防博物館で特別展が開かれている。先月2日から開かれている特別展では発生からまもなく30年の阪神淡路大震災を中心に江戸から令和までの地震災害の資料およそ40点を展示。東京消防庁から現場に派遣された隊員の救助活動を記録した写真なども見ることができる。一方、消防博物館は32年前の1992年に設立されて以降きょうで来館者500万人を達成し500万人目となった男の子に記念品が贈呈された。特別展「阪神淡路大震災から30年 江戸から令和の震災展は」来年3月9日まで開かれている。
1人暮らしの高齢者に500円のお弁当を週1回、26年間この活動を行ってきた横浜市のボランティアグループ「春一番」の活動を紹介。地域の人を中心に30人が参加している。この日、お米の買い出しに出たのは代表の西村末子。春一番の立ち上げから参加し現在は代表を務めている。5キロの米も何のその、地域の高齢者のためにこれまで4万食の弁当を作ってきた。調理のときの合言葉は「細かく、やわらかく」で塩分をとりすぎないように味付けは薄口。包装紙もメンバーが手作りで描いた絵に色を塗って仕上げている。ときには折り紙を添えることもある。50食分の弁当の配達はメンバー9人で手分けして行う。見守りも兼ねて必ず手渡しで届けている。しかし反応がないため、ほかの配達を済ませてから再び訪ねることにした。15分後、帰宅が遅れただけということで胸をなで下ろした。10年前から春一番を利用している奈良橋茂子は配達員とのやり取りを楽しみにしている。手塗りの包装紙も大切に取ってあるという。
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今「春一番」のメンバーを悩ませているのが物価高。最近の原価は1食平均414円。20年前のおよそ2倍だ。ワンコイン、500円にこだわる春一番の皆さんは買い出しで少しでも安い食材を探していくつものお店をはしごするようになった。そうした中、地域のお店からの後押しもあり、この日はおからを150グラムおまけしてくれた。家庭菜園で作った野菜を差し入れてくれるメンバーもいる。この日は差し入れの大根の葉をごはんに混ぜて彩りよく仕上げた。これからも支え合い創意工夫しながら心温まるお弁当を届けたいとしている。
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今月1日から始まったNHK歳末たすけあいに寄せられた募金から都内の高齢者施設に対して利用者の入浴に使う機械式の浴槽を購入する費用が贈られた。贈呈式が行われたのは都内の特別養護老人ホーム「浄風園」。NHK歳末たすけあいでこれまでに集まった募金を送る目録が手渡された。この施設では自分で移動するのが難しい高齢者が寝たまま入浴できる機械式の浴槽を使っているが1年ほど前から2台のうち1台が故障し新たな浴槽を必要としていたという。送られた募金は機械式の浴槽を購入する費用の一部に充てられる。NHK歳末たすけあい海外たすけあいは今月25日まで全国のNHKの放送局をはじめインターネットのほか共同募金会や日本赤十字社、郵便局、それに一部の金融機関などで受け付けている。
横浜市中区の「横浜市イギリス館」から洋館のクリスマスを紹介。この施設はもともと英国総領事公邸だった場所で、英国のクリスマスがイメージされている。歩いて20分以内の場所にある6つの洋館でも、スイス、ブルガリア、フィンランド、南アフリカといった世界のクリスマスを楽しむことができる。
全国の気象情報が伝えられた。
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出かける際は暖かくするよう呼びかけられた。