2024年12月12日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像とオープニングの挨拶。

(ニュース)
今年の漢字 あなたのひと文字は

きょう京都・清水寺で「今年の漢字」が発表された。読み方はオリンピックパラリンピックの日本人選手などの活躍光を表す「キン」と、政治の裏金問題などの影を表す「かね」だという。街の人にも今年の漢字について聞いてみると「育」や「暑」、「震」、「選」、「笑」などをあげていた。

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京都府清水寺
今年の漢字は「金」 あなたは?

「今年の漢字」について、寺門キャスターは「安」、江原キャスターは「健」、宮崎キャスターは「変」をあげていた。

プロジェクションマッピング 経済波及効果は?

東京都庁の壁面いっぱいに映し出されているプロジェクションマッピング。今年2月から毎日上映されていて観光客の注目を集めている。この事業には、これまでに16億5000万円の予算が投入された。都が推計したプロジェクションマッピングによる経済効果は「18億円」とこれまでの予算額16億5000万円を上回っている額になっている。この18億という大きな数字もですしプロジェクションマッピングによる経済効果というのがちょっとぴんとこない。そこで都に情報公開請求をして調べたところ、都は経済効果を測るための専用のツールにさまざまな数値を入れて推計し7億円が訪れた人の消費による効果、10億5000万円が関係する産業などへの効果としている。7億円のうち、来場者数は都庁展望室の来場者数天候や季節のバランスを考慮して推計され年間79万人余りを見込んでいる。そして新宿を訪れた観光客のデータなどを基にどの程度、お金を使ったか推計している。都は会場に滞在する時間を54分として来場者1人当たりの消費額を季節ごとに498円から1187円と推計し年間で7億円の経済効果があるとしている。ツールを使って根拠を示しているという。ただ気になるのは、やはりこれが実際にどのくらい現実的なものなのだろうかというところ。今回プロジェクションマッピングを見に来た人30人に話を聞いてみた。日本人と外国人それぞれ15人ずつに話を聞いた結果、都の推計の金額の最大は1187円だったのに対し30人に聞いた平均は1143円となった。一方、訪れた目的も聞いてみた。最も多かったのはプロジェクションマッピング以外の目的だった。プロジェクションマッピングを目的に訪れたのは7人で都庁の展望台が11人などと他の目的で訪れる人が多い結果となった。これについて都に取材をすると「プロジェクションマッピングを始めてから観覧後に展望台に向かう人もいるなど新たな相乗効果も生まれている。来訪者や滞在時間の増加にもつながっていて魅力の向上に寄与している」とコメントしている。一方、行政で経済波及効果の分析に携わってきた阪南大学・長谷川明彦教授にも話を聞いた。まず、経済効果というのはあくまでも計算上の話であってまた事業だけではなくて東京都全体でどうなるかといったところもやっぱり見ていかないといけないという。いずれにしてもこの事業、多額の予算を使っているだけにですねやって終わりではなく都には今後もその効果というのを検証して事業の必要性というのを説明していく必要がある。

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東京都東京都庁
(気象情報)
気象情報

関東の気象情報が伝えられた。

(ニュース)
ふるさと納税 物価高の影響も 返礼品に「生活必需品」

今年、ふるさと納税で人気が集まった返礼品であるお米にトイレットペーパー。ある大手仲介サイトによるとトイレットペーパーを選んだ寄付額は去年の1.5倍。そしてお米は1.2倍に増えた。物価高などの影響で今年は返礼品に生活必需品を求める動きが広がっている。ふるさと納税の返礼品といえば牛肉やかになどの高級品だが今年ふるさとチョイスの寄付件数を分野別に見ると1位が米、2年連続で1位だった牛肉を上回った。さとふるも検索1位は米となっている。南魚沼市の倉庫に積み上がっているのは今年の新米。今、ふるさと納税の返礼品として発送するための箱詰め作業に追われている。米どころ、新潟県南魚沼市では先月までの寄付金がおよそ50億4000万円と去年の同じ時期と比べ11億3000万円余りも増えた。申し込みが急増したのは今年8月以降。その背景にあると見られるのは米の品薄。南魚沼市によるとふるさと納税で米を求める動きがあったのではないかと見ている。1月の能登半島地震や8月の南海トラフ地震臨時情報の発表を受けて防災に関わる返礼品も関心を集めた。ふるさとチョイスによると先月までで防災という表記がある品物への寄付件数は去年の同じ時期の4.9倍と急増している。ふるさと納税を巡っては地方の税収増につながっている一方都市部の多くは税収減に悩まされている。今、こうした都市部で逆襲とも言える動きが見られている。およそ20億円が流出している千代田区では飲食店やホテルが多数立地していることに着目しポイント型返礼品を導入。こちらのQRコードを読み込むと返礼品のポイントを利用して食事をすることができる。また寄付額の3割がポイントの形で付与され飲食店やホテルなどで支払いに使うことができるという。

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さとふるふるさとチョイス ホームページ千代田区(東京)南魚沼市南魚沼(新潟)小池百合子東京都
わがまちスター
復活!町中華 大学生が事業承継

千葉商科大学の正門のすぐ前でのれんを掲げて、およそ70年という町中華「萬来軒」。学生や地域の人の胃袋を満たしてきたが、2年前に2代目の店主藤ノ木政勝が病気になり休業を余儀なくされた。再開を待つお客さんのために立ち上がった大学生の奮闘を取材した。芹澤孟は千葉商科大学の4年生。これまで会社経営について学び、2年生の時には大学の制度を利用して期間限定の中華料理店を運営。その経験を生かして店を引き継ぎたいと病に伏せていた藤ノ木を説得した。今年6月再開の準備を始めた芹澤はまず店の味の再現にとりかかった。看板メニュー鶏の手羽を使ったから揚げ。店の歴史が詰まった逸品だが、紙のレシピはなかった。味の秘けつは、このたれ。しょうゆや昆布だしなどの配合が難しく授業の合間をぬって、1か月以上試行錯誤を重ねた。最後は藤ノ木夫妻に味を確認してもらったという。芹澤は店の再開にあたって会社を設立。開業資金のおよそ300万円は大学の関連会社から融資を受けた。休業中に使えなくなった設備も多くちゅう房機器の多くはリース契約で費用を抑えることにした。フルタイムで働ける専門の調理スタッフは正社員として大学の学食で働いていた男性に加わってもらった。こうして先月1日、満を持して営業を再開。かつての味を求めるお客さんで連日にぎわっている。芹澤は春から金融機関への就職が決まっていて最初の5年は副業ができないため大学内でこの経営を引き継いでくれる後輩を探している。就職先では中小企業の支援などを経験しより成長した姿でまた店に戻ってきたいという。

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千葉商科大学市川(千葉)
(ニュース)
東京 狛江 人口増を控え 公道で実証運行

団地の再開発に伴う人口増加が見込まれている東京狛江市で地域の交通手段を確保しようと自動運転バスを公道で走らせる実証運行が行われた。自動運転バスは今日、大規模団地、多摩川住宅と小田急線和泉多摩川駅の間で運行。原則、運転手はハンドルに触れずに運行した。狛江市では1960年代に建設された大規模団地の再開発が進んでいて2027年度以降人口が2500人程増加する見込みだが、一方で地域の交通手段の確保が課題になっている。本格的な自動運転バスの導入を目指した今回の実証運行。交差点にはカメラやセンサーが設置され歩行者や車の状況をリアルタイムで監視して運行システムに反映するという。途中、道路脇で工事をしていたり路上駐車の車があったりと安全確保のため運転手の手動で走行する場面もあったがおおむね自動で走行を終えたという。狛江市では今月20日と21日に住民を対象にした試乗会を予定していて3年後の実用化を目指したいとしている。

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狛江市狛江(東京)
STOP詐欺被害!私はだまされない
“かぼそい声”に注意!

警視庁が公開している地図によると今日は品川区や北区調布市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。今年10月千葉県船橋市に住む70代の男性の自宅にか細い声で電話がかかってきた。よく聞き取れなかったので電話を切ると今度は暴力団員を名乗る相手から電話があり「娘が親分の車と交通事故を起こした。修理費として100万円を用意しろ。警察に言ったらどうなっても知らないぞ」などと言ってきた。事前にか細い声で電話があったことや相手が娘の名前を知っていたことから男性は話を信じてしまい100万円を封筒に入れて指定された場所に置きだまし取られた。電話口にさまざまな人物を登場させて作り話を信じ込ませる特殊詐欺が後を絶たない。今回のケースでは娘を装ったか細い声の電話が詐欺の伏線となっていた。突然、家族のトラブルを知らせる電話があったとしてもお金を要求されたらまずは冷静になって、電話を切り警察や家族に相談を。

(ニュース)
横浜市 “「敬老パス」来年度から3年間無料”

横浜市は、75歳以上の市民が運転免許証を返納した場合に市バスや市営地下鉄などが乗り放題になる敬老パスを来年度から3年間無料にする方針を取りまとめた。市内で75歳以上の返納者は毎年およそ7000人に上りこうした人たちの移動の足を確保するねらいがある。あわせて地域の乗り合いバスについてもパスを提示すれば半額程度の運賃で乗車できるようにするという。市は、こうした方針案を近く公表することにしている。

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横浜市
アスベスト健康被害 無料電話相談

建設現場などでアスベストによる健康被害を受けた労働者などを支援する団体が労災申請の手続きなどの相談に無料で応じる全国一斉の電話相談会を開いている。このうち80代の男性から配線工事を行う中でアスベストを吸ったことがあり肺の疾患を抱えているという相談が寄せられ担当者は必要な手続きについて説明していた。厚生労働省によると、昨年度アスベストで労災と認定された人は1232人に上り13年連続で1000人を超えている。相談は今日と明日の午前10時から午後7時まで。

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江東区(東京)
「結城紬」の着心地を体験

栃木県小山市の絹義務教育学校で地元の子どもたちに伝統産業への理解を深めてもらおうと伝統の絹織物、結城紬の着心地の体験会が開かれた。結城紬は栃木県小山市と隣接する茨城県結城市を中心に作られている絹織物。生徒たちは気に入った色や柄の着物を選んでボランティアの人たちに着付けを行ってもらった。

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小山市立絹義務教育学校小山(栃木)結城紬
おでかけしゅと犬くん
12月14日は「南極の日」

神奈川・藤沢市にあるトラックメーカーの展示施設「いすゞプラザ」から中継。あさって12月14日は「南極の日」。今から113年前に人類が初めて南極に到達した日が12月14日ということで南極の日に制定されている。実際に南極観測隊員として南極で活動していた白濱政典は「トラックとかエンジンの不具合は隊員の命に関わるので不具合を起こさないように日々、メンテナンスを行っていた。」とコメントした。

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南極の日藤沢(神奈川)
(気象情報)
気象情報

全国の気象情報が伝えられた。

(エンディング)
エンディングトーク

明日の天気を漢字一文字で表すと「曇」などと話された。

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