ワールドビジネスサテライト (ニュース)
野村ホールディングスはきょう、金融大手「マッコーリー・グループ」傘下の資産運用会社など3社を買収すると発表。約2,500億円にのぼる買収額は野村として過去最大で、運用資産は総額100兆円を突破する。アメリカで金融商品の運用力を高め海外収益を現在の3割→6割に引き上げる。アメリカの市場が混乱する中での大型投資にリスクはないのか。野村證券・奥田氏に聞くと「慎重にみていく必要があり、リスクを分析していくことが大切だと思うが、短期的な投資ではないので、中長期のなかでしっかりと結果を出していきたいと思う」などと話した。奥田社長は「アメリカ経済への長期的な信頼は揺るがない」と強調。また、「足元のリスクは理解しているが、あくまで中長期の観点で投資を進める。円高ドル安の流れはM&Aにはプラス」と話している。
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