午後LIVE ニュースーン 蔵出しセレクション
ラジオ番組「鉄旅・音鉄 出発進行!被爆電車の8月6日」を写真と映像で再構成している。STU48の峯吉愛梨沙さんと瀧野由美子さんが広島電鉄・谷田一晃さんに取材。谷田さんは被爆電車を紹介、「これを650型というが、5両あって、太平洋戦争中の1942年に出来た当時としてはどれも新車だった。(原爆投下時の広島電鉄の被害について)当時、在籍していた電車は123両。そのうち108両が原爆の被害によって壊れてしまった。爆心地にも近い変電所というところも焼けてしまった。市内線は急ピッチで架線柱を建てて。被害の少なかった廿日市という変電所から電気を引いて、生き残った広島電鉄の社員と市民の方、軍隊の方の働きで8月9日に電車を復旧した」などコメント。被爆電車の被爆電車の車内へ。650は爆心地から700m、中電前電停付近で被爆したという。被爆電車651号は宇品線中電前電停付近へ。被爆体験伝承者の細光規江さんは「このあたりで実は広島の中学生がすごくたくさんなくなった。その中学生がなにをしていたかというと、3年生以上の高学年は軍需工場への学徒勤労働員。それから大事なのが建物疎開という作業があった。その作業に大人に混じって中学1年生の子がたくさん動員されていた。8月6日は約8200人の学生が建物疎開に出ていてそのうちの約6300人が原爆でなくなった」などコメント。