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トランプ大統領の発表によると、アメリカはベトナムからの全輸入品に20%の関税を課すことで合意したとしている。4月に相互関税などを発表した際にはベトナムへの関税は合わせて46%に設定していたため引き下げられる計算。ただ現在化している10%の一律関税が含まれるのかなどは明らかにしていない。相互関税の一時停止の期限が迫る中、合意を演出することで他国への圧力を強めるねらいがあるものとみられる。一方日本は、これまで交渉を重ねているがトランプ大統領は不満を示すとともに日本への関税の引き上げも示唆した。ウォール・ストリート・ジャーナルは、早期合意できない場合アメリカは日本からの自動車輸出に上限を求める可能性に言及、日本側は自動車への25%の追加関税が続くならば合意できないと主張したとして、膠着状態が続いていると報じた。アメリカのフォルケンダー財務副長官は、交渉が実質的に進展しいない国については来週関税率が発表されることになるだろうと発言している。