ひるおび (ニュース)
日米間税交渉の舞台裏について、スタジオで赤沢亮正経済再生担当大臣に聞く。赤沢大臣はこのあと国会に行く。赤沢大臣は1984年に東京大学法学部卒業、2005年衆議院選挙初当選。田崎史郎氏は、永田町では「石破総理はたばこと赤沢はやめられない」と言われるほどの人物としている。赤沢大臣は石破総理について、真摯な方で神から与えられた使命を果たしたい想いは間違いない人だと評した。日米交渉に関して、石破総理は日本は関税より投資だと話し、それを貫いて合意まで持っていったため見事だとした。赤沢大臣は交渉を引き受けたときを振り返り、胃が1センチくらいせり上がったような感覚があったと話した。1回目の関税交渉後、番組はワシントンで赤沢大臣がお茶の提供スピードに「おっとっとっと。早ぇ~し」と言って驚いた場面に注目した。今回8回目の交渉でもお茶を求め、下げられたことに「お茶が消えるの早ぇ~し」と口にした。
赤沢大臣の1回目の訪米時、日の出の写真を投稿しており、加谷珪一氏は「聖徳太子の遣隋使の時の日出る国をイメージしたのかも」とみた。赤沢大臣は「これは考えすぎで、単に見て綺麗だと思ったからアップした」と話した。合意までの道のりに関して、貿易協定のときに茂木大臣が8回赴いていたことから、それくらいの回数は要ると思い、期限も90日しかないことがきついと感じていたそう。トランプ大統領に「See you next Week」と言ったら笑っていたという。5回目の交渉後には苦しそうな様子を見せ、7回目の交渉後は「五里霧中」という言葉を使った。手応え自体は感じていたそうで、今会えば合意という想いがある中で会談の時間が合わなかったと明かした。下げられない関税ばかりで、関税を下げないと宣言した所が非常に厳しく針の穴を通すようで、出だしが1番きつかったと赤沢大臣は振り返った。