飲み合わせに要注意

2026年10月15日放送 19:32 - 19:44 NHK総合
あしたが変わるトリセツショー 知れば得する!薬とのつきあい方

最近では医療用と同じ成分が同じ量配合されている市販薬が簡単に手に入るようになったが思わぬ落とし穴もある。風邪と花粉症が重なった井上さんはかぜが長引きせきが続いていたためドラッグストアで速く効くせき止めを購入し飲み、その後花粉のため鼻炎薬を追加購入。翌日卵サンドとゆで卵を食べせき止めと鼻炎薬を服用したところ、突然動悸が起こった。このケースの落とし穴の1つは薬と薬の飲み合わせ。せき止めと鼻炎薬には同じ働きをする成分が3つも重なっており、自律神経に作用する成分が重複していた。また漢方薬でも併用により成分が重なるリスクがある。
井上さんのケースのもうひとつの飲み合わせの落とし穴は薬と飲み物の飲み合わせ。井上さんは食事の際にコーヒーを飲んだが、せき止めにも鼻炎薬にもカフェインが入っており、カフェインの過剰摂取で動悸が起きた。帝京平成大学の井手口直子さんが飲み合わせについて解説。胃薬に使われる炭酸水素ナトリウムはオレンジジュースと反応して泡立つことがある。また鎮静作用があるハーブの一種セント・ジョーンズ・ワートは数十種類の薬と相互作用を起こすおそれがある。そのため薬を飲むなら水かぬるま湯が安全。
大阪市にある大手製薬メーカーの研究所を取材。薬を作る際の技術の1つがコーティングで、水以外で飲むと本来の働きが損なわれるおそれがある。井手口直子さんがグレープフルーツジュースと一部の降圧剤、抗コレステロール薬などは相性が悪いと解説。グレープフルーツジュースの影響は数日間続く場合もあるという。


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