ニュース (首相指名選挙)
自民党の石破総裁は、午前10時ごろ党本部に入った。総理大臣官邸には、午前9時ごろ、岸田総理大臣が入った。そして、その後開かれた閣議で、閣僚の辞表が取りまとめられ、岸田内閣は総辞職した。内閣総辞職にあたり、岸田総理大臣は総理大臣談話を出した。この中で「わが国が時代の転換点に直面する中、先送りできない課題に正面から向き合い、経済、社会、外交の各分野で変化を力にする取り組みを着実に進めてきた」としている。一方、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る問題については、「国民の政治への信頼を揺るがす事態を招いたことは遺憾だ。説明責任を果たすべく努め、再発防止にも全力で取り組んできたが、政治改革に終わりはなく、引き続き取り組んでいかなければならない」としている。一方、石破氏はきのう衆議院選挙を今月27日投開票の日程で行う方針を表明した。臨時国会の論戦を経て、今月9日に衆議院を解散したい考え。