THE世代感 若者が昔の映像を見てわかったいつの間にか変化した事とは?
1983年の映像は高崎駅の駅舎が新しく建て変わった頃で、高架はこの5年後に着工し1992年には完成となった。こういったデッキは高崎駅だけでなく、栃木県宇都宮駅・茨城県水戸駅・宮城県仙台駅でも見かけることができる。この高架の歩道は「ペデストリアンデッキ」という名前なのだが、日本初のペデストリアンデッキは千葉県柏駅東口のものである。今ではよく行われる都市の再開発がまだ始まった頃で、その一環として作られたという。その目的は駅から出てくる人が安全に周辺施設に行けるようにとのこと。さらにこのデッキは駅舎の建て替え時に造られることもあり、大宮駅のように旧駅舎を運営しつつ2階に新たな改札を作る場合改札と同一階にデッキがあるためスムーズに周辺施設に行けるという利点もある。さらに人が集まるスペースを確保できるというのもあり、現在は全国に約300カ所設置されるまでに広がっている。そして再開発が進む品川駅西口にも、日本最大級の壮大なデッキの建設計画が進んでいる。ちなみにこのデッキは東京駅・名古屋駅・札幌駅には長らく存在していなかったが、その共通点は地下街が発達していることだった。大規模な地下街があると駅から車道に出ることなく建物にアクセス可能だったため、ペデストリアンデッキは長きに渡り存在しなかったようである。平成・令和35-30昭和で平成・令和チームが勝利となった。