チコちゃんに叱られる! (チコちゃんに叱られる!)
なぜ驚くことを「目が点になる」と言うようになったのか調査。答えは「福田幾太郎が使い始めてさだまさしが広めたから」だとという。東京科学大学の大野京子教授が解説。普段、目の玉は茶色の虹彩の割合が大きく瞳孔の割合が小さい為、目は茶色に見えている。しかし人は驚くと交感神経が興奮し、瞳孔が大きくなって黒色の部分が大きくなる。さらに交感神経によってミューラー筋がまぶたを引き上げ、白目が増えるので目が点のような状態が増えるという。しかし、「目が点になる」は漫画から生まれた言葉で、画家の岡田武さんによると谷岡ヤスジの「ヤスジのメッタメタガキ道口座」という漫画が語源だという。漫画では怒る直前に目が点になる表現で描かれており、これをジャズピアニストの山下洋輔が「点目」と表現した。「目が点になる」という表現は福田幾太郎が「嗚呼!!花の応援団」という漫画を読んで使い始めたと言われている。これについてさだまさしは「福田さんが漫画で驚いて声が出なくなった時に点々と描かれるのが面白いと言うので、バンドの楽屋で「目が点になってる」が日常語になり、そこから広まった。」などと話した。1998年に発行された広辞苑第五版には「目が点になる」という言葉が始めて掲載された。