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自民党の高市新総裁は党役員人事の詰めの調整を行っている。高市総裁はさきほど自身のSNSを更新し、党役員人事についてきょう夕方内示を行い、あす正式決定すると明らかにした。高市総裁は同じ投稿で「臨時国会では与野党で力を合わせて早期に効果を発揮できる物価高対策に取り組む」とも明らかにしている。これまでの人事の調整では党の要の幹事長に麻生派のベテラン・鈴木総務会長を起用することが固まっている。その鈴木氏はさきほど所属する派閥のトップで高市氏の「後見人」でもある麻生最高顧問と会談した。また、高市陣営の幹部は「女性初の総裁」として女性議員を積極登用する考えを示していて、党四役に女性議員が起用されるかどうかもポイントになる。さらにいわゆる「不記載議員」も登用する考えで、萩生田元政調会長の党の要職での起用が検討されている。そして閣僚人事は総裁選の接戦投票で陣営がまとまって高市氏の支援にまわった茂木前幹事長を外務大臣に起用する案や、同じ茂木陣営で保守的な政治信条が高市氏と近い木原稔前防衛大臣を官房長官に起用する案も浮上している。