NHKニュース7 (ニュース)
自民党と立憲民主党は国会対策委員長が会談。自民党は、高額療養費制度の負担上限額の引き上げ見送りで、およそ100億円の費用が追加で生じるのを踏まえ、新年度予算案を再び修正する方針を伝えた。一方、立憲民主党は、今回の政府の対応をただす必要があるとして、衆議院予算委員会の集中審議をあさって開くよう求めたが、自民党は参議院で予算審議中だとして、難色を示した。そして、会談後も断続的に電話などで協議した結果、あさっての午後、石破総理大臣らに出席を求め、委員会で審議を行う方向で調整を進めていくことで、大筋で一致した。また会談で自民党は、年金制度改革の関連法案について精査すべき論点があるとして、今の国会での政府による法案提出のめどとなっている今週14日までに対応を決めるのは難しいという認識を伝えた。