NHKニュース7 (ニュース)
浜松市では早場米の田植えが始まっている。猛暑による収穫量への影響を避けようと例年より田植え時期を早めたとのこと。備蓄米の3回目の入札では落札価格の平均が初回の入札と比べ60キロあたりで980円余低下した。農林水産省は対象がすべておととし収穫されたコメだったことが落札価格の低下につながったのではないかとしている。一方、先月落札された約21万トンのうち卸売業者まで引き渡されたのは2万73トンだった。さらに卸売業者から消費現場に届いた量は計4179トンで落札された備蓄米全体の1.9%だった。農林水産省は業者間の契約などに一定の時間がかかっているのではないかとしている。
今月東京地区で取り引きされた卵の卸売価格の平均はMサイズ1キロあたり334円と3か月連続で300円を超え4月としては2番目の高値。農林水産省は鳥インフルエンザの影響で高値は当面続くも徐々に落ち着く見通しだとしている。一方、食品の値上げは続く見込み。帝国データバンクが行った調査では各社がことし10月までに値上げすると公表した食品は1万4409品目。主な品目は調味料が4904品目と最多で次いで加工食品が3685品目などとなっている。原材料価格高騰、光熱費の上昇などを値上げの理由にあげるメーカーが多いとのこと。