- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
赤澤経済再生相が2回目の日米交渉に臨むためワシントンに出発した。ベッセント財務長官らとの交渉に臨む。
就任から100日のトランプ大統領は集会で成果をアピールする中強調したのは関税措置。
日米関税交渉でアメリカ側が最優先に掲げるのは自動車の輸入拡大。トランプ大統領はアメリカで生産するメーカーを対象に輸入する自動車部品に課される関税については負担を軽減する措置を取るとしている。自動車の関税引き下げを協議の対象とすることを確認したい日本政府は交渉カードの洗い出しを進め電気自動車の充電規格に関する対応などアメリカ側の要求に応じられるか検討を進めてきた。さらに日本メーカーのアメリカでの投資計画などを交渉で提示することも含めて検討している。
日米間税交渉ではコメなど農産物の扱いが焦点の一つ。日本政府内ではミニマムアクセスの仕組みの範囲内でアメリカからの輸入を増やす案が出ている。小売現場ではコメの価格高騰を受けて価格の安い輸入米を販売する動きが広がっている。輸入米を活用する動きは外食業界にも広がっていて松屋フーズホールディングスは大半の店舗で今月からアメリカ産のコメを使った牛丼などの販売を始めている。東京・千代田区のコメを扱う商社では初めて関税を払いミニマムアクセス枠外でコメを輸入することを決めた。2万トン規模を調達する方針。ただコメの輸入拡大について政府内には農業への影響を懸念する声も根強くありアメリカ側の出方を見極めたい考え。この他、日本政府が農産物の交渉カードとして検討しているのは大豆やトウモロコシ。
日米間税交渉について赤澤経済再生相は国内産業への影響なども踏まえながら双方の国益にかなった合意を目指す考えを強調。一方、ベッセント財務長官は各国などとの交渉について早ければ今週か来週末にも合意になると思うなどと述べた。また日本側が早期にアメリカとの合意に達し選挙戦に臨みたいという意向を持っているという認識も示した。マイケル・ビーマン元高官によると自動車などを巡る議論が焦点になるとしている。ビーマン氏はトランプ大統領は日本車の対米輸出の大幅削減を期待するだろうと見解を示し双方の隔たりは大きいと指摘。一方でトランプ大統領は合意を急ぐ可能性もあるともしている。日米交渉は日本時間あさって行われる方向。
浜松市では早場米の田植えが始まっている。猛暑による収穫量への影響を避けようと例年より田植え時期を早めたとのこと。備蓄米の3回目の入札では落札価格の平均が初回の入札と比べ60キロあたりで980円余低下した。農林水産省は対象がすべておととし収穫されたコメだったことが落札価格の低下につながったのではないかとしている。一方、先月落札された約21万トンのうち卸売業者まで引き渡されたのは2万73トンだった。さらに卸売業者から消費現場に届いた量は計4179トンで落札された備蓄米全体の1.9%だった。農林水産省は業者間の契約などに一定の時間がかかっているのではないかとしている。
今月東京地区で取り引きされた卵の卸売価格の平均はMサイズ1キロあたり334円と3か月連続で300円を超え4月としては2番目の高値。農林水産省は鳥インフルエンザの影響で高値は当面続くも徐々に落ち着く見通しだとしている。一方、食品の値上げは続く見込み。帝国データバンクが行った調査では各社がことし10月までに値上げすると公表した食品は1万4409品目。主な品目は調味料が4904品目と最多で次いで加工食品が3685品目などとなっている。原材料価格高騰、光熱費の上昇などを値上げの理由にあげるメーカーが多いとのこと。
日本の平均睡眠時間は7時間22分でOECD33か国中最下位となっている。不眠の悩みを抱えている人も増えている。妊娠をきっかけに不眠症状が始まり睡眠時間が4時間ほどに減った女性はどの診療科に相談したらいいかなどがわからず症状を我慢する期間が続いたという。その後心療内科で薬を処方してもらい体調が回復したという。日本睡眠学会がきょう厚生労働省に提出した要望書では医療機関の診療科名に「睡眠障害」を加えるよう求めている。厚生労働省が今後検討を進めることにしている。睡眠不足が慢性化すると高血圧・糖尿病などになるリスクが高まるため早めの受診が重要。
マーリンズ×ドジャースの対戦。大谷翔平は父親になって初ホームランを放ち、15-2でドジャースが勝利。
カブス×パイレーツの対戦。今永昇太は安定感抜群のピッチングを見せたが両足の太ももが痙攣し勝ち投手の権利を持ったまま急遽マウンドを降りる。鈴木誠也は6試合ぶりの7号2ランホームラン。9-0でカブスが勝利した。
来月の夏場所で綱とりに挑む大関・大の里。大の里は春場所で12勝3敗の成績で大関になって初優勝を果たした。「結果にこだわりすぎずに一日一番集中して頑張りたい」などと意気込みを語った。