自民党はきょう、大敗した参議院選挙を検証する総括委員会の初会合を開いた。きょうの初会合では検証の進め方を確認した。地方組織や有識者などから意見を聞き、来月中に報告書をとりまとめる方針。森山幹事長は報告書をとりまとめたあとに「自らの責任について明らかにしていく」と辞任を示唆している。一方自民党は来月8日に党運営の重要事項などを決める会議「両院議員総会」を開くことが分かった。石破総理大臣が続投の意欲を示し続けるなか、この場でも辞任を求める声が多く出されるものとみられる。一部議員からは「この両院議員総会で総裁選を行うと決議することを目指すべきだ」との動きもあり、石破総理にとって厳しい局面が続く。