- 出演者
- 八木麻紗子 萩谷麻衣子 堂真理子 大下容子 杉村太蔵 松尾由美子 佐々木亮太 菅原知弘 林美沙希 水越祐一 駒見直音
オープニングの挨拶。
中国・北京では先ほどから抗日戦勝80年を記念する軍事パレードが始まった。習近平国家主席がオープンカーに乗り、閲兵に参加する兵士たちに声をかけながら進んでいる。パレードには無人機や極超音速ミサイルなどの新型兵器が登場する予定で、今回はロシア・プーチン大統領、北朝鮮・金正恩総書記も出席し、中国、ロシア、北朝鮮の3首脳が並んで観閲する異例の形となる。中国では早朝からほぼ全ての中国メディアが特番を編成し盛り上がりを図っている。開始前には中露朝の首脳らが壇上に上がり、習主席、プーチン大統領、金総書記が並び、西側の指導者は1人も参加していない。習主席は式典冒頭の挨拶で「対話か対抗、ウィンウィンかゼロサムゲームの選択の前で中国人民は断固として歴史の正しい側に立ち、平和発展の道を歩むことを堅持し、世界各国人民と手を携え人類運命共同体を構築してきた」と、これまでの成果を強調した。対アメリカを念頭にパレードに参加する国の連携を示し、欧米に代わる中国が主導する新しい秩序をアピールしているように見える。杉村は「今の中国は集団指導体制というよりも習近平独裁体制だから、こうした中でプーチン大統領や金総書記と連携していく。これをトランプ大統領はどう見て、この後どう反応するのか注目したい」、萩谷は「大々的に軍事的な強さを強調しなければいけない必要性が中国にはあるという目で見ている」などとコメントした。
オープニング映像。
さいたま市の空の様子を中継映像で伝えた。関東は日中は晴れて猛暑日となるが、午後は激しい雷雨が予想されている。
現在は関東の広い範囲で強い日差しが降り注いでいる。日中は晴れて気温が上がり、東京都心で36℃など猛暑日が続出する予想。猛暑の影響もあって午後は大気の状態が不安定となり、昼過ぎからは局地的に非常に激しい雷雨となる見込み。夕方~夜にかけては東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがある。帰宅時間と大雨のピークが重なるため、交通の乱れや道路の冠水などに警戒が必要。
俳優・清水尋也容疑者は7月、杉並区の自宅で乾燥大麻を所持した疑いが持たれている。警視庁がきょう午前4時すぎに清水容疑者の自宅を家宅捜索したところ、乾燥大麻とみられる植物片や巻紙を発見。取り調べに対し、清水容疑者は容疑を認めている。また、同居していた交際相手の20代の女も同じ容疑で今朝逮捕された。警視庁は2人が常習的に乾燥大麻を使っていたとみて調べている。
全国の気象情報、熱帯低気圧の情報を伝えた。熱中症警戒アラートが23都府県に出ている。
きのうの自民党・両院議員総会で参院選の総括報告書を麻生太郎最高顧問が食い入るように見ていた。冒頭、石破総理は参院選で大敗した責任は自らにあると陳謝した。大敗を喫した参院選から約1カ月半、報告書では石破総理ら執行部の責任には踏み込まず、党全体としての責任としている。敗北の要因として政治とカネの問題や物価高対策の浸透不足などを挙げたうえで、解党的出直しに取り組むことで真の国民政党に生まれ変わるとしている。石破総理は自身の進退について「地位に恋々とするものでは全くない。しがみつくつもりも全くない。しかるべき時にきちんとした決断をする」と述べた。こうした中、森山幹事長は総会終了後、幹事長の辞意を表明し、「私の進退については任命権者である石破総裁に預ける」と述べた。
政権発足以来、党運営や人事を一手に担ってきた森山裕幹事長は、野党各党に張り巡らせた太いパイプを通じ、少数与党の国会運営を切り盛りしてきた。もっとも今すぐ辞めるというわけではないという。石破茂総理は「『進退は任命権者に任せる』という話であった」と述べた。森山幹事長だけでなく鈴木俊一総務会長、小野寺五典政調会長、木原誠二選対委員長も辞任する意向を示している。約3時間続いた両院議員総会に参加した寺田稔元総務大臣は「民間企業でも赤字になってすぐ辞める経営者はいない。再生の道筋をつけた後にバトンタッチする。あえて政局に持ち込むようなやり方は良くない」、片山さつき元地方創生担当大臣は「石破さんらしい」、中曽根康隆青年局長は「自身の決断において結果責任をとっていただきたい」と述べた。さらに、鈴木宗男参院議員は「民主主義の手続きで堂々と信を問うほうがいい。“衆院の解散に打って出る”その心づもりでやって頂きたい」と述べた。参院選の総括が正式にまとまったことを受け、国会議員や地方組織には「臨時の総裁選挙」の是非を問うための手続きを始めることが伝えられた。実施を求める場合は来週8日に書面を提出することが求められる。麻生太郎最高顧問が総裁選挙の前倒しを求める意向を固め、きょう午後、派閥の研修会で表明する考え。ただ、派閥に所属する議員の賛否は縛らない考え。
両院議員総会後に記者会見を開いた自民党・森山裕幹事長は「選挙結果の責任を取るべく幹事長の職を退任する」と述べたが、進退は任命権者である石破総裁に預けるとしている。また、党三役の鈴木総務会長、小野寺政調会長、木原選対委員長も辞意を表明。石破茂総理は森山幹事長について「つらくて厳しいことをやってもらい1年間政権を続けることができた。その労はどんなに言葉を尽くしても足りることはない。余人をもって代えがたい」と述べた。政治アナリスト・伊藤惇夫氏によると辞任を認めた場合、石破総理は後任に小泉農水大臣を想定している可能性があるが、政権が倒れた場合は一蓮托生になるため応じる人はなかなかいない。慰留した場合、誰も責任をとってないと党内の反発を招き“石破おろし”の動きが加速する。どちらを選んでもいばらの道で、幹事長の人事が正念場になる。元衆議院議員・杉村太蔵は「9月8日の前倒しが過半数いくかどうかがポイント。過半数を遥かに超えた時には自身の出馬は難しくなってくる。仮にフルスペックでやらないとなると世論の反発が起きる」、弁護士・萩谷麻衣子は「石破さんがしかるべき時に決めると言いながら、当面続投したいのであれば石破らしさを出し、国民が支持をするかどうか」などとコメントした。
「速報 中国軍事パレード始まる 露朝首脳と観閲 習主席の狙いは」、「藤井聡太七冠 シンガポールで王座戦 対局前にグルメ・観光満喫」、「ウクライナ元議長殺害で容疑者拘束 犯行にロシア特殊部隊が関与か」のニュースラインナップを伝えた。
先月30日、ウクライナ・リビウでフードデリバリーの配達員に扮した男が8発の銃弾を発射し、ウクライナ最高会議元議長のアンドリー・パルビー氏が殺害された。パルビー氏は2014年、親ロシア派政権の崩壊に導いた「マイダン革命」のリーダーとして知られ、ロシア内務省の指名手配リストに載っている。1日には殺害されたパルビー氏の告別式が行われ、教会に多くの弔問者が訪れた。ゼレンスキー大統領は直接捜査の指揮をとり、36時間以内に容疑者を拘束した。拘束されたウクライナ出身の52歳の男は元議長の予定や移動ルートを調べ、逃走計画も準備していた。ウクライナ国家警察長官は「この犯罪は偶然なものではない。ロシアの痕跡がある」と話している。
ウクライナ元議長殺害の容疑者はリビウ在住のウクライナ人の52歳の男。(ラジオ・リバティー)。男の息子は軍人で2023年に戦地で行方不明になり、息子の消息をロシアのSNSで男がリサーチしている中でロシア関係者と繋がり、息子の戦死を知らされた。ウクライナ保安庁は1日、パルビー元議長の殺害計画にロシアの特殊部隊が関与していた可能性があると声明を出した。ロシアの特殊部隊が「ウクライナの有名な政治家を殺害すれば息子の遺体を引き渡す」と父親に告げた。(チャンネル5)。容疑者の男はその後、ロシアと連絡を取り続けながら計画を準備。武器を入手し、自転車やヘルメットなどを購入したうえ、偽造文書で車も購入し犯行に及んだ。拓殖大学客員教授・名越健郎氏によると、ロシアとウクライナは開戦以来、要人へのテロをしばしば展開してきた。7月にウクライナの保安庁の幹部がロシア人工作員に殺害され、ウクライナ側も今年4月、ロシア軍高官を自動車爆弾で暗殺した。今回の事件も報復合戦の一環と分析。萩谷は「8発撃ち込んでいるのは強い殺意がうかがえる。白昼に犯行を行うということは、個人的な恨みというよりも社会に対して威嚇や見せしめをアピールしたい意図のある犯罪ではないか」などとコメントした。
ロシアが関与したと言われる出来事は他にもある。EU(ヨーロッパ連合)の報道官によると先月31日午後、ポーランドからブルガリアに向かっていたEU・フォンデアライエン委員長の飛行機が着陸直前に電波妨害を受け、GPSが機能しなくなるトラブルにあった。EU報道官は1日、ロシアによる工作の疑いがあると主張。杉村は「要人テロは政権内部にとっても大きな影響を与える。誰かが情報をリークするんじゃないかと。ゼレンスキー大統領からすると、できるだけ少人数で議論して物事を決めたくなる。少人数でやるということは端から見ると独裁体制に見えて、大統領自身の求心力も落ちてくる。心理的な内部の崩壊を招くという非常に厄介なやり方」などとコメントした。
あすから将棋の王座戦第1局がシンガポールで始まる。対局を前に藤井聡太七冠がグルメと観光を満喫した。将棋界の頂点を争う若き2人の天才、藤井聡太七冠と伊藤匠叡王。将棋界八大タイトルの一つ、王座戦があす開幕するシンガポールにきのう2人が到着。まず現地のマーケットに向かい、藤井七冠は水餃子、伊藤叡王はスイカジュースを選んだ。その後、観光地を訪ねた2人はリラックスした様子。2年ぶりの海外でのタイトル戦が行われる理由について、将棋ライター・松本博文氏は「将棋界の長年の課題が将棋を海外にいかに広めていくか。その一環として現地で対局に触れていただく機会が設けられれば普及につながる」と話した。海外で対局を行うとどんな効果があるのか。2年前、ベトナム・ダナンで行われた藤井七冠の対局を観戦したタックさんは「ダナンでの対局でベトナムでは将棋を知って始める人が増えた。ベトナムの棋士にとって藤井さんは神のようでもあり、アイドルのような存在でもある」と話した。刺激を受けたタックさんはベトナム国内のタイトル戦に挑戦し2冠に輝いた。タックさんの夢は藤井七冠と対局することだという。あす開幕する王座戦の対局でも現地の人の心を掴むことができるのか。
今年、シンガポールは建国60周年を迎え、それを記念した文化交流の一環として将棋のタイトル戦が開催される。対局会場のリゾートホテルがあるセントーサ島は2018年に米朝首脳会談が行われた島でもある。日本将棋連盟が開催した海外での対局は1976年にハワイで開催された棋王戦から今回を含め、これまで26回行われている。アメリカと中国でもそれぞれ7回開催されていて、先月9日と10日には北京の日本大使館で日中友好杏林堂杯青少年将棋大会が開催された。中国から93人、日本から5人が参加し、小学生~成年までの7組に分かれて対戦した大会で、日本国外で開催された最大規模の将棋大会。海外対局の今後について、将棋ライター・松本博文氏は「海外で将棋が広まりスターが現れるような環境を作っていく。囲碁が中国・韓国で広まった過程でスーパースターが現れた。日本でも藤井聡太というスーパースターが現れ、将棋がメディアでも取り上げられるようになった」と指摘している。杉村は「将来ワールドカップやオリンピック競技になったらいいと思っている」、萩谷は「チェスが強い国はヨーロッパじゃなくアジアが多い。チェスを上回るファンをアジアで獲得してほしい」などとコメントした。
北京では抗日戦争勝利80年を記念する軍事パレードが先ほどから始まっている。式典には習主席からロシア・プーチン大統領、北朝鮮・金正恩総書記、ベラルーシ・ルカシェンコ大統領ら26人の首脳らが招待されている。今回の軍事パレードではステルス戦闘機や無人兵器、極超音速兵器や対ドローン兵器など最新の国産兵器も公開されるとみられている。
北京・天安門広場から中継で伝えた。天安門の上空には戦闘機などが飛んでいる。習主席、プーチン大統領、金正恩総書記は身振り手振りを交えながら観閲している。軍事パレードでは最新兵器が次々と登場している。あくまで平和のためと言っているが、台湾や南シナ海の有事、核戦争も想定しているとの見方もある。全て国産とされていて、中国の軍事力を誇示している。壇上にはマレーシアや日本の鳩山元総理の姿もある。萩谷は「3人が仲良く歩いているのも衝撃的だが、中国はこの80年という節目にこれから中国が中心となって経済や軍事で協力圏を作っていくことを大々的にアピールしたいんだと思う」、杉村は「プーチン大統領と金総書記と並んでいる3ショットをトランプ大統領がどう見て、これからどう取引をしていくのか注目したい」などとコメントした。
関東では気温が上昇し猛暑日が続出する予想となっている。猛烈な暑さで午後は大気の状態が不安定となり、激しい雷雨となる見込み。夕方~夜にかけて東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県で線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがある。また、今夜にも台風15号が発生する予想。あすには九州に接近または上陸し、その後列島を沿うように進む見込み。あすは西日本の太平洋側で、金曜は東海や関東を中心に大雨に警戒が必要。
田中貴金属工業のきのうの金の店頭小売価格は1gあたり1万8348円。おとといの1万8123円から225円上がり、2日連続で最高値を更新した。田中貴金属工業はアメリカの金融政策やインフレの懸念に加え、円安の進行も金の価格を押し上げた要因と分析している。きょう午前9時30分公表の金の店頭小売価格は1万8691円で最高値をさらに更新している。元衆議院議員・杉村太蔵は「主な大口購入者として中国が米債を売って金を買っている。将来のデジタル人民元を米ドルに代わって基軸通貨の地位として確立したいという目的があるんじゃないか」などとコメントした。