- 出演者
- 八木麻紗子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 吉永みち子 菅原知弘 斎藤康貴 林美沙希 紀真耶 末延吉正 林美桜 水越祐一
オープニングの挨拶。
おにぎりや手作り弁当、惣菜などで消費期限の偽装が行われていたミニストップ。消費期限のラベルを店内で調理してからすぐに貼るべきところを遅れて貼ったり、消費期限が延長されたラベルを貼り替えたり、上から重ねて貼るなどしていた。さらに、偽装を行った店舗数について当初、7都府県23店舗としていたが25店舗に増加。また、偽装発覚後に体調不良を訴えた消費者からの連絡が2件あったことも分かった。ミニストップ・堀田昌嗣社長は不正行為が起きた原因について「消費の廃棄ロス、店舗の経費を少なくしたいと。食の安全安心を守り正直な商売を実践することへの認識が甘かった」と述べた。ミニストップは再発防止策として、新たに品質管理専任者の配置や内部通報体制を強化するための「厨房110番」を設置。厨房カメラの導入などを行い、イオングループ全体で緊急点検を行うとしている。作家・エッセイスト・吉永みち子は「コンビニは健康被害が絶対起きないように賞味期限、消費期限をかなり厳格にしているはずだった。本部からの指示もフランチャイズのオーナーからの指示もなく、25店舗で同じようなことをやっていたことが、本部とフランチャイズの間に販売目標などがなかったのか」とコメントした。
オープニング映像。
京都・東本願寺前の空の様子を中継映像で伝えた。京都は今年54回目の猛暑日が予想されている。
朝鮮労働党の機関紙はあす北京で実施される中国の軍事パレードに出席するため、金総書記がきのう専用列車で平壌を出発したと伝えている。(労働新聞)。未明に国境を越え中国に入ったとしている。また、朝鮮中央通信は金総書記がきのう、ミサイル総局傘下の研究所を訪問し、炭素繊維を使った新型エンジンの報告を受けたと報じている。このエンジンは未公開のICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星20」に使用される計画だとしている。北朝鮮としては習近平国家主席やロシア・プーチン大統領との面会を前にミサイル開発の進展をアピールする狙いがあるとみられる。
アメリカ・テキサス州ヒューストンで先月30日、住宅街で11歳の少年が数人と「ピンポンダッシュ」を繰り返していたところ、呼び鈴を鳴らした家から追いかけてきた男性に背後から撃たれ死亡した。発砲した場所は自宅から離れていて正当防衛と認められず、撃った男性は殺人容疑で訴追される可能性が高い。アメリカではSNSに「ピンポンダッシュ」の動画を投稿するのが流行していて、殺人など重大事件に発展するケースが相次いでいる。別の州の警察は「ただのいたずらに思える行為が深刻な事態を招く可能性がある」などと警鐘を鳴らしている。
東京・渋谷の中継映像を背景に全国の気象情報を伝える。熱中症警戒アラートが28都府県に出ている。秋田県五城目町内川地区の164世帯335人に警戒レベル5「緊急安全確保」が出ている。
きのう、東京・世田谷区野沢で殺人事件が起きた。現場は東急田園都市線の駒沢大学駅から北東に約500mの場所。きのう午後1時半ごろ、韓国籍で40歳の女性が首を刃物のようなもので切り付けられ意識不明の状態で病院に搬送されたが、午後3時前に死亡が確認された。被害者が倒れていたのは撮影用スタジオの前。ファッション関係の仕事をしていた被害者は仕事でスタジオを訪れていた。警視庁によると、男は現場から国道246号の方へ向かって逃走。国道246号沿いの防犯カメラの映像には歩道を全力疾走する男の姿が捉えられていた。
きのう、東京・世田谷区で韓国籍の40歳の女性が男に首を切り付けられ殺害された事件。被害者と直前まで仕事をしていた人は「一緒にいたが、私たちも何が起こったのか全く分からない。叫び声を聞いて電話した」と話した。容疑者とみられる男は国道246号方面に逃走。近くの防犯カメラには特徴の似ている男が走り去る様子が映されていた。事件発生から約3時間後、羽田空港第3ターミナルで韓国籍で職業不詳の30歳の男の身柄が確保された。被害者とは4月から交際関係にあったという。警視庁によると、男は犯行について黙秘している。警視庁は事件発生直後から防犯カメラの捜査を行い、容疑者が出国する可能性があったため、羽田空港と成田空港に捜査員を派遣していた。被害者は先週金曜日に容疑者から暴力を振るわれたと警察に相談し、警察は容疑者を事情聴取していた。
世田谷区で起きた事件では被害女性が事前に警察に相談していたことが分かった。共に韓国籍の被害者と容疑者は去年10月ごろに日本語学習アプリで知り合い、今年4月に交際を開始。先月23日、容疑者が入国。先週金曜日午前3時すぎ、被害女性が交番に「2日前に別れ話をしたら腹部を殴られた」「当日も別れ話をしたが怒って(被害社宅に)帰った」と相談。警察は両名に事情聴取を行ったが、被害者は事件化を希望しなかった。警察は被害者に110番通報などの防犯指導を行ったうえで、容疑者が知らない知人宅へ避難させた。容疑者には帰国を促すも「大阪へ行く」と言ったため、捜査員が東京駅まで送り届けた。先週土曜日午前7時ごろ、被害者の住むマンションの警備員から「不審者がいる」と110番通報があり警察が駆けつけると、大阪に行ったはずの容疑者がいて警察は注意し帰国を促すと韓国行きチケットを購入。午後1時、警察が成田空港まで送り届け、保安検査場を通過する姿を見届けた。元埼玉県警捜査1課刑事・佐々木成三氏は「被害者側が事件化を望まず被害届を出さない場合、警察は動きにくい。家族や勤務先などからも理解や支援を求めることも重要」と話した。ジャーナリスト・東海大学客員教授・末延吉正は「今回のケースは警察は十分対応している。インターネットの中で育っていく人たちの犯罪に対するハードルの低さなど、子どもの時のゲームやネットの時間を制限するとか、どうやって1人の人間を心身ともに成熟して教育していくのかという問題は原因を探す努力を早急にしないといけない」などとコメントした。
両院議員総会 ゆれる自民党。
「イギリス王室とゆかり 乗馬競技『ポロ』 アルゼンチン 遺伝子操作の馬に賛否」、インドネシア反政府でも激化 収束見通せず 狙撃兵配置も…現地の日本人は」、「伊東市・田久保市長 不信任可決 辞職か解散か…市長の選択は」のニュースラインナップを伝えた。
伊東市議会議員から田久保市長の辞職を求める声が次々と上がった。全会一致で不信任決議案は可決された。それに先立ち、市議会は百条委員会への出頭拒否など4件について地方自治法違反の疑いで告発状を警察に提出することを可決。その際も田久保市長は表情を変えず、一点を見つめていた。告発状は職員が警察署に提出し即日受理された。議会終了後、議長が田久保市長に不信任決議の通知書を手渡した。田久保市長は「受け取って即答する類いのものではないと思うので、まずは持ち帰り、不信任決議の中身を見て考えた上で決めたい」と述べ、時期を問われたが答えずその場を後にした。こうした田久保市長の対応に伊東市議会・青木敬博副議長は「不誠実な態度だと思う。これだけの混乱を生んでいるのにすぐ決断できない。延命を図っていると思っている」と述べた。田久保市長は今後、10日以内に議会を解散するか辞職するか判断することになる。関係者への取材では田久保市長は支援者を集めた席で市議会の解散を表明し、その後の市議選に複数の支援者を擁立する構えだという。混乱が続く状況を伊東市民は「随分ずうずうしいなって。市長が辞任してくれれば一番いい。議会解散は時間もお金もかかる」「早く収まって市を安定させてほしい。市長は辞めるべき。自分の保身だけ」「市長は完全に議会を解散する。言ったことを覆す人だから自分から辞めるなんて言わないと思う」と話した。田久保市長を支持していた人は「嘘なら嘘で『ごめんなさい』ではないけども、そう言ってくれればいいんだけど長引いてしまって、実際応援していたから悔しいなというのはある」と話した。
きのう、伊東市・田久保真紀市長が不信任決議を受けた。田久保市長は不信任決議を受けてから10日以内の今月11日までに辞職か失職、もしくは議会解散を判断することになる。辞職か失職の判断をした場合、50日以内に市長選が行われる。一方、議会を解散した場合は40日以内に市議選が行われ、新たな議会で再び不信任決議案が可決された場合、市長は失職となり50日以内に市長選が行われる。市議選の実施には約4500万円、前回の市長選では約2200万円の費用が税金が支出された。田久保市長は支援者に対して「議会を解散する」と話しているという。吉永は「自治体は首長にものすごい権限が集中しているので、この人が機能不全になってしまうと行政が停滞してしまう。今回も9月の補正予算を作るのに調査も何もできていない。議会との権限の分散をしていかないと、こういうことが起きる度に地方自治が成り行かなくなってしまう」などとコメントした。
伊東市・田久保真紀市長は現在、3つの刑事告発を受けている。地方自治法で定められた百条委員会は強い調査権限がある。報告書によると、百条委員会が東洋大学に記録の開示を求め、除籍となった理由と日時、卒業証書が発行されていないことが判明。これらを踏まえて田久保市長が百条委員会への出頭拒否、記録の提出拒否、証言の拒否、虚偽の証言を行ったとして地方自治法違反で警察に告発し受理された。元東京地検特捜部副部長・若狭勝弁護士は卒業証書が発行されていないことを確認したのは大きいとして、卒業を「勘違い」する可能性は極めて低く、卒業したとする発言や行動は意図的で「虚偽」と認められる可能性が高いという。市長選の際、経歴調査票に大学卒業と事実と異なる記載をした疑いや、卒業証書を偽造した疑いなどで民間人から2件の告発を受け、いずれも受理されている。今後の捜査について若狭弁護士は田久保市長を逮捕せず在宅のまま3件の告発を捜査し、すべての罪で起訴される可能性があるという。執行猶予判決の可能性が高いが、裁判官の心証次第で実刑の可能性もある。仮に市長選などに田久保市長が出馬した場合は慣例的にその間の捜査は行われない。末延は「はっきり嘘だと分かっている。議会を解散して新たに当選した人が辞職勧告をすれば強制的に辞めないといけなくなり、いずれにしても先は見えている。ここまで税金を無駄遣いしながら政治を貶めてしまうのは人間性の問題にかかってきている」などとコメントした。
インドネシアで先月25日から政府に対する抗議デモが続いている。先月30日までに22都市に拡大し、参加者は数万人にのぼる。発端となったのは国会議員の住宅手当。議員宿舎の老朽化に伴い、去年10月から議員1人に対し日本円で月約45万円が支給されていた。これはジャカルタ首都圏の年間最低賃金の約10倍。デモ隊の一部が暴徒化し、議員の自宅を襲撃。一連のデモで7人が死亡、950人以上が拘束される事態となっている。このような状況を受け、プラボウォ大統領は先月31日、議員手当の一部を廃止することで各党合意したと発表し、事態の収拾を図った。その一方で、AFP通信によると首都各所に検問所を設置し、警察と軍が市内を巡回し、重要施設には狙撃兵も配置され抗議活動への圧力を強めている。ジャカルタ在住の日本人シェフは「日本大使館からは用事が無ければ外には出ないでと通知が来ている。金曜日ぐらいまえは続くんじゃないかという連絡はあった」と話した。さらに、軍などが銃を持ってデモの鎮圧にあたっていることについては「映画の世界が現実で起こっている。恐怖でしかない。働く従業員たちも早く帰らせたり、なるべく巻き込まれない安全策を取っている」と話した。
国民が経済的に困窮する中、プラボウォ大統領はなぜ国会議員の高額な住宅手当を打ち出したのか。立命館大学・本名純教授によると、インドネシアの議会は“ほぼオール与党”で現職議員は「政権のうま味」を謳歌しようという姿勢があからさまになっている。大統領は容認することで自らの政策を国会の批判なく推進できると思っていると指摘。プラボウォ大統領は「給食の無償化」に注力していて、約4兆3000億円の予算を投じて年内に最大8300万人に無償の給食を提供する考えだが、食中毒問題で一部計画が頓挫している。本名教授は「国民の半数以上の低所得者数の支持を得れば政権維持と信じている。結果、抜本的な経済対策を軽視している」と指摘している。さらに、デモ収束の見通しについて「プラボウォ政権は給食の無償化や国防力増強など目玉政策に予算を過度に集中させ、それ以外の行政サービスを大幅に削減してきた。その是正を発表しないとデモは収束しない」としている。末延は「ASEANの国の中で経済が伸びてきたインドネシアとベトナムが機関車役で期待されている。一方で、貧富の格差は残ったまま。プラボウォ大統領は陸軍出身で、民主的なタイプのリーダーではない」、吉永は「今は力で軍を出すという脅しで収まっているように見えるが、根は深いのでこれから先、安定的になるかどうかは不明」などとコメントした。
ロイター通信によると、遺伝子操作によって生まれた世界初の馬を生み出した目的は馬に乗りながらボールをゴールに入れるスポーツ「ポロ」。イギリス王室にも愛される格式あるスポーツで、選手1人につき最大8頭の馬を乗り換えながら行う。馬の能力が勝敗を左右するため、質の良い馬は高値で取引されている。今回、遺伝子操作により優秀な海を生み出したのはポロの競技人口世界一を誇るアルゼンチンのバイオ企業。持久力が持ち味だった馬の遺伝子を操作し、瞬発力もある馬を生み出した。短距離も長距離も得意とするオールラウンダーの馬だという。Kheiron Biotech共同創設者のガブリエル・ビチェラ氏は「この技術でブリーダーがエリート競技馬を手に入れるために現実的でより有効な革新的解決策を提供できる」と話した。だが、この馬が物議を醸している。アルゼンチンのポロ協会が遺伝子操作された馬の試合への出場を禁止した。ポロ選手のトビアス・トレドラド氏は「遺伝子操作の馬でプレーすることは、それができない他のチームにとってはとても不利だと思う」と話した。また、馬の生産者協会も「4年から5年間観察する」と慎重な姿勢を見せている。ただ、開発会社にはすでに購入希望の依頼が入っているという。
アルゼンチンでは遺伝子操作によって誕生した馬はなぜポロ競技に参加が認められていないのか。ポロの競技に出場する馬について国際馬術連盟は2012年、クローン馬が競技に参加することを容認すると発表。アルゼンチンでクローン馬を手掛ける1社は今年約400頭を生み出す予定。(ロイター通信)。クローン馬が増加する中、去年の末、遺伝子操作によって5頭の馬が誕生。アルゼンチンポロ協会は2月、遺伝子操作馬は遺伝子ドーピングとみなし、ポロ競技に参加できないという声明を発表。禁止の背景に多くのブリーダーの反対があるという。約50人のブリーダーが連名でブリーダー協会に対して遺伝子操作は限度を超えているとして、競技への参加を容認しないよう求めた。ブリーダー協会会長は「遺伝子操作された馬についてアルゼンチンから輸入している国が懸念を抱えている」と明らかにした。(ロイター通信)。サラブレッド・インフォメーション・システムの奥野庸介代表は「競馬の競走馬『サラブレッド』は世界的に自然交配が原則。人工授精、クローン、遺伝子操作は認められていない。血統の多様性を重視し、競技の公正性の維持に努めてきた。無名な馬から優秀なサラブレッドが誕生することも競馬の醍醐味」と話した。吉永は「強い馬がいいに決まってるが、遺伝子操作は神の領域であって人間が関わっていけない部分じゃないか。クローンは一代だが、遺伝子操作は次世代に遺伝情報を伝えてしまう」などとコメントした。
北朝鮮メディアは金正恩総書記が未明に国境を越え中国に入ったと報じた。中国の軍事パレードに出席するためきのう専用列車で平壌を出発したと伝えている(労働新聞)。また、きのうミサイル総局傘下の研究所を訪問し新型エンジンの報告を受けたと報じている(朝鮮中央通信)。新型のエンジンは未公開のICBM「火星20」に使用される計画だとしている。習国家主席やプーチン大統領との面会を前にミサイル開発をアピールする狙いがあるとみられる。