- 出演者
- 八木麻紗子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 吉永みち子 菅原知弘 斎藤康貴 林美沙希 紀真耶 末延吉正 林美桜 水越祐一
自民党はきょう参院選の総括をとりまとめ、前倒しの総裁選を行うかどうかの手続きに入る。午後からは両院議員総会が開かれる予定で、石破首相の動向に注目が集まっている。内閣の中枢からも上がる総裁選前倒しの声、自民党はきょう石破首相の進退をかけた重大な局面を迎える。
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総裁選の前倒しをめぐり分裂する自民党、本来なら石破内閣を支えるべき副大臣・政務官からも次々と総裁選前倒しの声が上がっている。前倒しを求める声は地方組織からも上がっている。自民党兵庫県連はおととい全会一致で臨時の総裁選を求める方針を決定した。そんな中“ポスト石破”の名前が上がる小泉農林水産相はきのう番組に出演しこうした動きに理解を示す発言を行った。自民党はこのあと行われる両院議員総会で参院選敗北の総括を議論、その後総裁選前倒し実施を問う手続きを始めることになる。
自民党はきょう午前中に役員会、参院選総括委員会。午後に両院議員総会が行われる予定で大敗した参院選の総括をとりまとめる。正式にまとまると森山幹事長が辞意表明する可能性が高まっている。総括の報告書に敗因として記載される予定なのは「派閥の裏金事件」「一律2万円などの現金給付策」「運のいいことに能登で地震」との失言などがある。その一方で石破首相個人の責任は強調しない方向。
自民党本部前から中継。これまで議論してきた総括委員会だが総理個人の責任については盛り込まない一方で「解党的出直しが必要」との文言が盛り込まれる見通し。総括を取りまとめたあとに森山幹事長は辞意を表明すると示唆してきたが他の幹部も歩調をあわせるとみられそうなれば石破首相は一気に追い込まれることになる。
自民党はきょう参院選の総括を取りまとめ、前倒しの総裁選を行うかどうかの手続きに入る。共同通信社特別編集委員・久江雅彦は「去年の衆議院選挙で大敗した総括を全くしていないことが1番の大きな問題」などとスタジオでコメント。きょうの総括文書の中には石破総理個人の責任は強調しない方向。自民党ではきょう両院議員総会で大敗した参議院選挙の総括を取りまとめ、そこで森山幹事長は辞意を表明するのか。作家・エッセイスト・吉永みち子は「国民とどれだけ乖離していってしまったか深く分析をした上で総括をしなければいけない」、ジャーナリスト・東海大学客員教授・水延吉正は「政治とカネを含めた国民がどれだけ怒っているか、この問題を自民党は真面目に考えてこなかった。そのツケが来ている」などとスタジオでコメント。両院議員総会終了後、総裁選の前倒しを求めるか確認する書面が配布され国会議員の書面提出は8日となる見通し(氏名は公表)。読売新聞によると前倒し賛成が優勢とみられている。閣内からも前倒しを求める声があり、斎藤洋明財務副大臣も「リーダーがまず率先して責任を明確にすべき」とSNSに投稿。石破内閣のうち10人以上が前倒しを要求している。久江氏によると総裁選前倒しとなった場合、石破氏退陣からの総裁選か、総裁選前に衆議院を解散するか。石破総理は解散をちらつかせ圧力をかけているのか先月24日には小泉元総理らと会食している。そして政権運営の参考として郵政民営化に反対する声があった際、解散を強行した郵政解散などの話を聞いたという。
旧安倍派の政治資金規正法違反事件を受けた派閥解消宣言後、初めて行われた去年の自民党総裁選挙。これまで候補者の擁立や推薦人の差配に大きな影響力を持ってきた派閥の解消により9人の候補者が乱立。無派閥の石破氏が勝利した。
自民党では結党以来、派閥の力学が次の総裁を決めてきた。三角大福中と呼ばれる5大派閥の長が1970年代~1980年代にかけて総裁を務めた。その後、最も長い期間、総裁の座についたのが安倍晋三氏。戦後歴代最長期間の約8年8か月もの間、自民党総裁を務め、最大派閥「安倍派」の長として党内に圧倒的な影響力を持っていた。安倍元総裁の後を継いだ菅義偉氏は無派閥だったが二階派、細田派、麻生派、竹下派と巨大派閥から支援を受け総裁になった。カネと人事で求心力を維持してきた自民党派閥。そんな派閥が多額の資金を集める場としていたのが、政治資金パーティーだった。だがその政治資金パーティーがきっかけとなり、自民党の派閥政治は終焉を迎えた。派閥なき総裁選を勝ち抜いた石破総理だったが、次なる総裁選への動きは水面下で加速している。旧茂木派の中堅・若手10人は先月29日、国会内で会合を開き、総裁選前倒しを要求する方針で一致するなど、団結を強めている。石破おろしで党内が二分する中、総裁選が前倒しとなれば次の自民党総裁は誰になるのだろうか。
仮に総裁選が前倒しとなった場合、次の総裁は誰になるのか。自民党の総裁選は、かつては派閥の動向が行方を大きく左右した。ただ麻生派以外は解散していて、総裁選の見通しは不透明。自民党の若手議員は「派閥なき今、頼れるのは同期だけだ」と話している。総裁候補にもそれぞれ動きがあるよう。小林鷹之元経済安全保障担当大臣は先月7日、自民の中堅・若手と会合を開いている。旧茂木派も10人の議員が会合で前倒しを要求することを確認した。次の総理に相応しいのは誰なのかということで、世論調査によって1番人気が異なる。日経新聞の調査によると、全体でトップは高市早苗氏で23%、小泉進次郎氏が22%、石破茂氏が8%と続いている。自民支持層に限ると、小泉氏がトップで32%、高市氏が17%、石破氏が14%となっている。今回の自民党総裁選は「簡易型」の総裁選になる公算が大きい。共同通信によると、自民党の坂本哲志国対委員長と日本維新の会の遠藤敬国対委員長が先月27日に約2時間会食をした。維新の中司宏幹事長も同席したそうで、関係者によると秋の臨時国会の見通しをめぐって意見交換したという。森山幹事長はきょう総会が終わった後に辞意表明をして、他の執行部の人たちも辞意を表明するという流れ。
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