自民党はきょう参院選の総括を取りまとめ、前倒しの総裁選を行うかどうかの手続きに入る。共同通信社特別編集委員・久江雅彦は「去年の衆議院選挙で大敗した総括を全くしていないことが1番の大きな問題」などとスタジオでコメント。きょうの総括文書の中には石破総理個人の責任は強調しない方向。自民党ではきょう両院議員総会で大敗した参議院選挙の総括を取りまとめ、そこで森山幹事長は辞意を表明するのか。作家・エッセイスト・吉永みち子は「国民とどれだけ乖離していってしまったか深く分析をした上で総括をしなければいけない」、ジャーナリスト・東海大学客員教授・水延吉正は「政治とカネを含めた国民がどれだけ怒っているか、この問題を自民党は真面目に考えてこなかった。そのツケが来ている」などとスタジオでコメント。両院議員総会終了後、総裁選の前倒しを求めるか確認する書面が配布され国会議員の書面提出は8日となる見通し(氏名は公表)。読売新聞によると前倒し賛成が優勢とみられている。閣内からも前倒しを求める声があり、斎藤洋明財務副大臣も「リーダーがまず率先して責任を明確にすべき」とSNSに投稿。石破内閣のうち10人以上が前倒しを要求している。久江氏によると総裁選前倒しとなった場合、石破氏退陣からの総裁選か、総裁選前に衆議院を解散するか。石破総理は解散をちらつかせ圧力をかけているのか先月24日には小泉元総理らと会食している。そして政権運営の参考として郵政民営化に反対する声があった際、解散を強行した郵政解散などの話を聞いたという。
