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きょうのテーマは「ブラジル産ピンチ? 鶏肉の最新事情」。国産鶏肉の卸売価格が、前年比で、もも肉が約3割増、むね肉が約4割増となっている。その理由について、物価高により鶏肉に人気が集中していること、餌代の高騰や輸送コスト上昇が影響しているという。一方で、輸入鶏肉の卸売価格も前年同時期比で約2割増となっている。そんな中、ブラジルは世界最大の鶏肉生産国だが、先月16日、商業用の養鶏場で初めてとなる鳥インフルエンザの感染が確認され、日本は3つの地域からの輸入を停止した。卸売会社は、今後の国産鶏肉価格について、暑さで鶏が餌を食べずに生産量が減るため、しばらく高値になるとみている。今の時季は食中毒に注意が必要。農林水産省は「鶏肉等の生肉を水で洗うのは控えましょう」と呼び掛けている。