家、ついて行ってイイですか? 「好き!」が溢れて止まらない人
「おっぱままつり」は毎年京急追浜駅前の追浜銀座通り商店街で開かれるお祭り。会場で出会ったのは巡業で訪れていた日光さる軍団のホープ・中垣竜樹さん(24歳)。後日、勤務先のおさるランド&アニタウン(栃木・日光)を取材させてもらった。80年代「反省」ポーズで一斉を風靡し独自の演出による猿の舞台を発展させた村崎太郎さんが師匠。平日だと1日3回、土日祝日は4~5回ステージに立つ。芸歴は5年目。相棒の猿・大河も5年の付き合い。出身は兵庫県。巡業でも使うハイエースに乗せてもらって家までついて行った。築40年の2DKで家賃は4万円。大河も一緒に帰宅。連れて帰るときは役所に申請が必要。週に1~2回は連れて帰るという。冷蔵庫には大河の大好物「ぶどう」が冷えていた。秋田の彼女と遠距恋愛中。仙台の巡業で出会った。大道芸をしている横で出店販売をしていたという。大河が一緒なので移動手段は車のみ。北海道の巡業も車で行ったという。中垣さんは一人っ子で実家で飼っていた犬が兄弟のようだった。動物がずっと好きでイルカショーをやろうと思って動物の専門学校に進んだが、何か違うと感じていた時に日光さる軍団が学校の説明会に来てハマった。ずっと好きな相方といられる魅力があると語った。初めて大道芸に出たときはこんなにもらえるんだと感じたという。結成当初の大河は威嚇をするなど心を開かなかったが、出会いから1年で触るれるようになり、今ではドロッキックをするまでになった。中垣さんが大河について話していると、大河が毛づくろいを始めた。猿同士がやる行動で人間相手にするのは珍しいという。今では大河がいない生活は考えられず、行けるところまで行きたいと語った。おっぱままつりで中垣さんの家について行ったら…撮影中毛づくろいするほどの深い信頼関係が見られました。