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2023年、2024年産の古米(約31万トン)は入札で業者が買い取り、5kg3618円で販売。2022年産の古古米(約30万トン)は随意契約で5kg2000円前後で販売されている。残り約30万トンは古古古米(2021年産など)。昨日も2000円台のコメを求めて雨の中大行列が発生(千葉・市川市)。随意契約の備蓄米が売れる一方、一般銘柄米は売れず。スーパーマルサン越谷花田店・八木栄樹店長は「ブランド米は5000円超なので販売数は落ちている」と話す。コメの平均店頭価格(5kgあたり/5月19日~25日)は銘柄米は4453円、ブレンド米などは3918円。きのう、小泉進次郎農林水産大臣は「1回目から3回目の入札舞が少し高めの水準になる。扱いに困っているところがあったら遠慮なく申し出てほしい」と発言。江藤大臣時代に競争入札で放出された備蓄米を希望があれば買い戻す考えを示した。返還された備蓄米は随意契約にまわし2000円程度で販売するという。宇都宮大学農学部・松平尚也助教は「卸の現場でも詳細は何も聞いておらず、かなり混乱している状況」「今後は精米の委託先の確保が出来るかがポイント」と話す。大手コンビニエンスストア3社も備蓄米販売を発表。ローソン(500トン):入荷後、最短3日間、1週間で全国販売(1kg360円、2kg700円ともに税抜)。ファミリーマート(1000トン):最短で今月6日から東京、大阪の一部店舗で販売(1kg当初400円としていたが360円税抜)。セブンイレブン(500トン):審査通過後3日程度で一部店舗へ(2kg800円前後)。