天皇ご一家3人そろわれての慰霊の旅は両陛下の強い思いで決まった。太平洋戦争末期、沖縄は住人を巻き込んだ激しい地上戦の舞台になり終戦から27年間アメリカ軍統治下に置かれてきた。皇太子だった上皇さまと美智子さまが沖縄を訪問された時、過激派から火炎瓶を投げつけられたがその日の夜、上皇さまは「この地に心を寄せ続けていく」との談話を発表、翌日の予定も変更されなかった。その思いは今も受け継がれている。最後の予定は元豆記者との懇談で上皇さまが皇太子だったころから続いている。豆記者を経験した金城若葉さんは「私たちも皇室の皆様のことを知りたいと思う」などとコメント。ご一家での慰霊の旅は2日間の日程で明日は那覇市を回られる予定。