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コメ不足を巡っては愛知県など各地で新米の出荷が始まっているが、横浜市のスーパーでは今も品切れの状態が見られ、入荷当日に完売となってしまうと担当者は話している。猛暑による米の不作や災害の影響もあると見られるが、暑さを逆手に取ったコメづくりとして「再生二期作」が注目を集めている。静岡・じゅんちゃんファームでは刈り取られた稲があえて長く残されていて、こうすることで約1ヶ月後には再び稲が伸び始め2回目の収穫も行うことができるだけでなく味にも遜色はないという。農研機構の中野洋氏によると稲は15℃以上でないと育たないのに対し、春と秋の気温が温暖化で高くなったことで11月頃まで稲作ができるようになったことがあるという。また、今年のコメの安定供給は10月中旬以降になる見込み。JA全中からもまもなく正常な価格に帰っていくのではないかとの話がある。また、コメ不足の影響から今年はふるさと納税の返礼品として新米が登録されるケースが去年の6倍にのぼっているという。