大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
アメリカとロシアの駆け引きのカギを握っていたのは巡航ミサイル「トマホーク」。背景について慶応大学・廣瀬陽子教授に聞いた。そもそも両者が慌ただしく動いたきっかけは16日に行われた米露電話首脳会談。この会談はロシア側から求めたもので、トマホークの供与を阻止するためにトランプ大統領の意識を変えておきたかったためだという。廣瀬教授によると「トマホーク供与には政治的な意味合いがある。供与はトランプ政権げウクライナ寄りにいることを明確に示すもので、プーチン大統領としてはそれだけは避けたかった」とのこと。トランプ大統領はウクライナへのトマホークの供与は見送ったが、「戦闘終結に向けたロシアの取り組みが欠如している」として、2週間以内に行うとしていた米露首脳会談を取りやめたり、ロシアの石油会社に新たな制裁を発動するなど圧力を強めている。中室さんは「階段がなしになったというのは、直ちに外交を停止するということではないと思うが、大国間の外構の難しさを改めて知ることになったと思う。単なるスケジュール変更ではなく、内容や前提などの条件が十分折り合わなかったんだと思う。今後延期されて両国間がコミュニケーションを取れない期間が向上化すると対立が長期化するリスクが出てくるんだと思うので、なるべく早くコミュニケーションをとれるような状態にしてもらいたいと思うが、その時に次回に会談が行われる時にウクライナが参加できるのかどうか、欧州がどの程度関与すのかどうかもきちんと整理することが必要だと思う」などとコメントした。