TBS NEWS (ニュース)
富山大空襲を3世代で語り継ぐ家族を取材。佐藤進さんが10歳の時に体験した富山大空襲は約3000人の犠牲者を出し、市街地の99.5%が焼失。空襲を受けた地方都市の中で被害は最大となった。佐藤さんは川の中でふとんをかぶり生き延びることが出来たという。佐藤さんは語り部として2万人以上に戦争を語り伝えている。その孫である西田七虹さんも語り部として活動しており、今回訪れた富山市立新庄中学校と同世代。七虹さんはいつも思っているのは忘れたくないという気持ちや忘れてほしくないという気持ちと話す。祖父の記憶を語り継ぐため母といっしょに語り部になることを決めた。3世代で全国を回り太平洋戦争の歴史を学び直してきて、同世代の人たちと戦争について考えるようにしている。