列島ニュース (青森局 昼のニュース)
八戸市美術館では、3歳以下の子供を連れた家族がゆっくりと鑑賞できるような入館の取り組みとして「ベビーファーストデー」を今月に試験的に実施した。今回は休館日を特別に開館する形で実施され2回目の昨日は親子11組が美術館を訪れた。混雑の少ない館内で19世紀末から20世紀初頭に掛けてのパリで活躍したロートレックやドガやミュシャなどの芸術家の作品をゆっくり鑑賞したり子供たちは館内を自由に歩き回ってたのしんでいました。「ベビーファーストデー」を企画した八戸学院大学短期大学部教授の加藤康子さんは「息抜きとして美術鑑賞する時間があれば日頃の子育ての疲れも癒やされるかなという気持ちもあり美術館のこうした活動も通して子育てしやすい環境が整えば八戸は子供と一緒に住める楽しい市だと思ってもらえるかなと思います。」と話した。八戸市美術館では今回の利用者へのアンケートなどを分析して来年度も実施するか検討したいとしています。