THE TIME, THE TIME,マーケティング部
千葉・松戸市の千葉西総合病院へ。ここの壁にはたくさんのモニターが設置され、司令官のように陣取る三角和雄院長の姿も見られた。この病院では心臓への麻酔を局所にとどめ入院期間も最低1泊2日からにしているという。心筋梗塞は心臓の血管がコレステロールなどで詰まってしまうことが原因となっているが、カテーテルを手首などから通してステントと呼ばれる網状の金属を患部に挿入して中からふくらませることで血流を回復させる手法となっている。カテーテルは現在では1.何ミリほどまで細くなったのだといい、負担の少ない方法は取り入れているのだという。三角院長は6つの部屋をすべて確認しているのだといい、映像と音声を繋いで指示を行いながら治療を進めていくが、必要な時は院長自ら手術を行うだけでなく、手術を行いながら他の部屋の指示を行うこともあるという。コレステロールが石灰化してしまっていることもあるのだといい、こちらはロータブレーターというダイヤモンドのドリルで削り取っていくのだといい、下手をすれば血管を傷つける恐れもある高度な技術だが三角院長は6000例以上を成功させてきた。三角院長は手術の時間を短くすることが信条だといい、時間がかかるほど結果が悪くなるとの考えがあるのだという。千葉西総合病院では事前の予約も取らずに診察を行っていて、異変があればその日にカテーテル治療を行うのだといい、年に3000件以上のカテーテル治療を行い14年連続で日本最多の手術を行っている。その一方で三角院長は「宇宙戦艦ヤマト」のファンで、波動砲も椅子には設置されている様子が見られる。