モーサテ特別版 ビジネスビッグウェーブ〜右肩上がりの市場を読み解く〜 (モーサテ特別版 ビジネスビッグウェーブ〜右肩上がりの市場を読み解く〜)
幕張メッセで開かれたジャパンモビリティショー。今、熱視線を送られているのはドローン。愛知県のスタートアップが開発した災害時に物資を運ぶ産業用ドローン。さらに有人ドローンは有人飛行に成功し2030年を目処に量産化を目指している。ドローンの出展数も右肩上がり。その中で人を集めているブースがアスター。来場者が高く評価しているのがドローンのモーター。アメリカのドローン企業と契約を結びモーターの量産をしている。2024年9月期の売上高は5億円、2026年9月期の売上高は12億円と2倍以上。028年9月期に80億円を目指す。アスターは2010年創業、116人の従業員。アスターの本郷社長。農薬散布用ドローンのモーターで最大10キログラムの積載が可能、一般のドローンより飛行時間が長い。一般的なモーターは巻かれている導線に電気が通ることで磁石が回転しモーターが回るが空気が入り込んで熱が溜まるのでモーターの負担となる。アスターのモーターは細長い板が敷き詰められている。コイルの占積率は従来50%前後だがアスターは90%以上。空気が入る隙間が少なく熱が溜まりにくい。空気穴がないため水中、粉塵でも使える。素材にも秘密がある。コイルにアルミニウムを採用している。モーターの回転寿が高いときは銅よりアルミニウムの方が電力の損失が少ない。高出力・高効率を実現し、従来の1/2に軽量化することができた。ウォルマートのドローンに採用されたのはジップラインがモーターの製造を依頼したこと。さらに評判を聞いたアンドゥリルと契約を持ちかけられるなどドローン市場の中でもアメリカの市場に参入することに成功した。アスターは当初、電気自動車用のモーターを製造しようとしていた。しかし国内の自動車メーカーから見向きもされず、やむなくドローン市場へ。そこで本郷社長が目をつけたのはアメリカ。
