ワールドビジネスサテライト (ニュース)
各社が行っている最近の手当について。ノジマの「TOEIC手当」は、1年以内のテストのスコアが750点以上であればアルバイトを含む全従業員が毎月受け取れる。セブンーイレブン・ジャパンは物価上昇に伴い「転勤者住宅補助」を拡充し、支給額を最大6000円増やした。オリックスは転勤した若手の独身社員を対象に、実家などに帰省する際の交通費を補助する。北海道の建設会社「フクタ」では、女性の技術社員に「日焼け止め手当」を月3000円支給する。生成AIの利用料を補助するための手当や、SNSを使って会社をアピールすると受け取れる「SNS手当」などもある。早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授は、「従業員側にも会社側にもメリットがある。社員には給与増より手取りが多い可能性があり、企業は内外にアピールしやすくかなり使われ出している」などとコメントした。