BC級戦犯の父 遺書に託した願い

2024年8月18日放送 17:36 - 17:40 TBS
Nスタ NO WAR プロジェクト つなぐ、つながる

兵庫・西脇市に住む84歳男性は遺書を書いた男性の息子。男性は戦時中、衛生兵として東南アジアで外国人捕虜などの治療に当たっていた。しかし日本が敗戦すると男性は捕虜に施していたお灸が理由でシンガポール・チャンギ刑務所に送られた。息子は「やけどの痕が残っている。火で拷問したと」と述べた。敗戦後、日本の指導者層がA級戦犯として裁かれた一方で、900人以上の将兵が捕虜への虐待などを行ったBC級戦犯として処刑された。男性もまた虐待の罪で絞首刑になった。37歳だった。男性の死から5年後、息子の元に届いたのが男性の遺髪、家族に宛てた8通の遺書。その後、シンガポールに眠る父の墓に初めて訪れた息子。あったのは小さな石碑一つ。息子は定期的にシンガポールに墓参りに行っていて、いつかは処刑された135人の名前を刻んだ墓標を建てたいと考えている。


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東條英機太平洋戦争極東国際軍事裁判西脇市(兵庫)チャンギ刑務所寺越恒男

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