Chapter3 生地鼻灯台

2025年2月22日放送 16:52 - 17:06 テレビ東京
海と灯台 未来への輝き (海と灯台 未来への輝き)

富山県黒部市の生地地区、人口3500人ほどの港町で秋にはたいまつ祭りが行われる。この街を照らし続けるのが生地鼻灯台。避難訓練の避難場所になっている。これは全国的にも珍しい。灯台の鍵は住民が共同で管理している。能登半島地震の際にも20人ほどが避難。高い建物がないこの地域では最も安全な場所になる。富山湾を照らす生地鼻灯台は昭和26年に初点灯。白と黒の姿からパンダ灯台と呼ばれ、地域の人の呼びかけから作られた。近くには食事処と物産展を兼ねた施設も。ここの松野均さんは灯台の鍵を管理する住人の一人。松野さんは灯台の歴史がわかる場所を案内してくれ、灯台が中心に街の歴史があると語る。海に出ると灯台の目の前には潮の変わり目が。また霧が立ち込めることもあり、灯台があることで現在地を確認できると地元の漁師である能登さんらは語る。灯台の光は30キロ先まで照らすという。
この灯台を街の活性化につなげようと行われている生地鼻灯台マーケット。まちおこしのため有志で集まった住民が開いている。中心人物は岡嶋和悦さん。生まれも育ちもこの地域だという。会場には魚の塩焼きが用意される。訪れた日は生憎の雨、灯台への登庁はできないが、岡嶋さんは灯台をライトアップさせる。その光に人々は引き寄せられる。地域のつながりを保つためにこのイベントは必要だと岡嶋さんは語った。


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