モーサテ (ニュース)
楽天証券経済研究所・愛宕伸康(日銀出身のエコノミスト)さんがECB理事会について解説。愛宕さんは「利下げはすると思っておりマーケットもほとんど織り込んでいる。ただ欧州の統計をつくるユーロスタットという機関がある。景気の循環時計を作っている。ドイツとフランスはよくない。イタリアやスペインはそんなに悪くない。ばらつきがあって。購買担当者景気指数Iは悪かったりする、CPIは2%を割っている。利下げができる環境ではある。加えて実はマーケットでは今回だけではなく連続してやるではないかという見方も出ているので、そのあたりをこのラガルド総裁がどうニュアンスとして伝えるのか伝えないのか注目」などと述べた。ソニーフィナンシャルグループ・尾河眞樹さんが9月の米国小売売上高について解説。尾河さんは「小売の方は6、7、8月と3ヶ月連続で市場予想を上回っている。背景には実質所得の増加や金融環境の緩和、あとは移民による衣食住、需要の増加があると思う。ゆっくりとは利下げしていくのではないかと思う。次の雇用統計も重要になってくる」などと述べた。