ニュース「米大統領選挙開票速報」 (ニュース)
最新の状況をワシントンからワシントン支局長・高木優が中継で伝える。東部や南部などの一部の州で開票作業が始まっている。このうち中西部インディアナ州の開票状況。伝統的に共和党の地盤で2020年の大統領選挙では共和党のトランプ氏が民主党のバイデン氏におよそ16ポイント差で勝利した。現在の開票率は14%。続いて南部ジョージア州。ここは選挙全体の勝敗を左右するとされる7つの激戦州の1つ。開票は先ほど始まったばかりで開票率は0.1%となっている。ここでは1996年以降、共和党の候補者が勝利してきたが、前回4年前はバイデン氏がトランプ氏を0.2ポイント差で破りバイデン氏の当選を後押しした。選挙人が16人と激戦州の中では2番目に多く共和党の伝統的地盤だけにトランプ氏としては落とせない州となる。序盤戦の見どころはジョージア州とこのあと日本時間の午前9時半から開票が始まるノースカロライナ州という2つの激戦州の動向。いずれもサンベルトと呼ばれる南部から西部にかけての保守の地盤。トランプ氏としては取りこぼせない州といえ、しハリス氏としてはここで1州でも取れれば勝利のシナリオが増える。トランプ氏に対する暗殺未遂事件に現職のバイデン大統領の選挙戦途中での撤退という異例中の異例の展開となった今回の選挙。国民の関心は非常に高く全米が開票状況を見守っている。