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「ユースクリニック」を紹介。若い世代が性や体の悩みを相談できる施設で全国的にも増えている。医師・門間さんは産婦人科の診察と並行して、若者からの性や体の相談にのっている。門間さんは新生児の遺棄事件が相次いだことがきっかけでクリニックを始めた。また1対1の診察はハードルが高いという声を受け「オープンユースクリニック」を開催している。ある女性は予期せぬ妊娠や恋人からの暴力に悩んでユースクリニックを訪れた。門間さんはNPO法人と連携し専門のカウンセリングを受けられるよう体制を整え見守った。女性は、ユースクリニックは「自分の心が成長できた場所」と語った。
「ユースクリニック」を紹介。門間さんは「性のことで失敗しても自分の責任だけじゃなく、気軽に助けを求めていい、若者が当たり前に享受できる健康を守るためにユースクリニックがある」など話した。こども家庭庁の調査によると、ユースクリニックは少なくとも58か所ある。産婦人科、小児科のクリニックに併設している場合や、自治体、NPOが運営している場合があり、相談を受ける人も医師やピアカウンセラーなど様々。自発的な運営に委ねられているためサービスもまちまちとなっている。東京科学大学の寺内教授は「公的な補助・介入の体制を整備し社会全体で向き合う必要がある」とコメントしている。