報道ステーション (ニュース)
米国で新たに誕生したゴルフのリーグ「TGL」。インドアで行われるまるでシミュレーションゴルフの世界。スクリーンに向かって打ち、最新鋭のレーダーやカメラを使ってデータ化し方向や距離を割り出す。このリーグはトッププレーヤー24人が4人ずつ、6チームに分かれ優勝賞金およそ14億円、賞金総額およそ33億円を争う。日本からは松山英樹選手が参加。試合はPGA米国男子ツアーの各大会最終日の翌日の月曜日に実施する予定。ショットを40秒以内に打たないと1ペナルティーが科されるルールで、最新のデジタルテクノロジーとともに18ホール2時間程度というスピーディーさが最大の売りとなっている。新リーグ誕生の背景にはプロゴルフ界の団体事情も。3年前、PGAに対抗して始まったLIVゴルフ。CEOはゴルフ界のスーパースター、グレッグ・ノーマン氏。サウジアラビア政府を後ろ盾としてスタートしたが、選手の引き抜きを巡りPGAとLIVゴルフは対立。TGLはPGAからの選手の流出に歯止めをかけるべく生まれたという一面もある。松山選手の所属するチームの初戦は日本時間の今月28日。松山選手は「TGLを通じてシミュレーションの良さをもっとひろめていきたい」などとコメント。
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