- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 関根麻里 伊沢拓司
きょうのテーマはネット検索。今年上半期の検索数ランキングを紹介し、ランキングの中から検索したものがあるか聞かれた華丸は「どうする家康」と答えた。東京・千代田区の国内最大の検索エンジンを提供する会社では、検索に使われる言葉を分析している。ワードと一緒に検索される言葉も分析していて、「○○やり方」の検索数ランキングではふるさと納税を検索する人がどの世代でも多かった。
- キーワード
- 千代田区(東京)大河ドラマ どうする家康
「○○ 意味」の検索数ランキングを見ると、女性の10代は「ケセラセラ」、30代~50代は「エモい」。男性は20代~40代が「デスタージャ」。
番組では40代~50代の9人に集まってもらい、検索テストを受けてもらった。お題は、「渋谷駅周辺で久しぶりに知人と会う。雰囲気のいいカフェを探してください」。具体的なワードを入れる人や地図アプリなどで直接見つける人が早く店を決められた。
ネット検索の専門家・辻正浩さんがスタジオに登場。キーワードを入れる前に自分のほしい情報をイメージして考えられている人が検索上手だと解説した。検索エンジンの進化により、検索ワードにスペースを入れずに検索しても問題なくなった。スタジオでは「大分へ旅行します。満足できる宿に泊まりたい」とのお題で出演者が検索ワードを予想した。大吉は「よかった」、華丸は「ふぐ」、関根さんは「おすすめ」、伊沢さんは「高評価」、鈴木アナは「ランキング」。この中で最も良くないのは「おすすめ」。同じような検索結果が出てしまう。辻さんは「旅行記」「リピート」と検索するとした。
テレビ番組のリサーチャーをしている喜多あおいさんに検索のポイントを教わった。喜多さんはこの日、「誰も知らないマンホールのオモシロ話」を探す。まず、マンホールの別の言い方を調べて、語彙を増やした。知りたい単語と「なのに」を組み合わせると予想外のものに巡りあえる。もう1つのオススメワードは「とりあえず」。
検索ワードに「とりあえず」を足すと、定番の情報が見つかりやすい。SNSの検索を使えるようになると、よりリアルな口コミや体験談が出てくる。
雑誌副編集長の平野亜矢さんにSNSの検索術を聞いた。推し活やスイーツを探すにはSNS。SNS検索のコツは、話し言葉と過去形。人気のスイーツの場合、「スイーツ やっと買えた」と検索すれば報告が見られる。また、お店を探すときに、「すぐ入れた」「穴場」と検索するのも便利。
伊沢さんは「過去形で検索しようって発想がなかったですね」などと話した。SNS検索において、方言も有効。
番組で集まってもらった40代~50代の9人に、「あさイチの番組HP内のレシピで昨年度掲載されたハンバーグのレシピを探してください」とお題を出した。265種類のうちわずか5種類。ページ内検索を使う方法で簡単に検索できる。
安部みちこアナが、先月知り合いが出場した駅伝大会を例に検索した。検索ツールを使い、期間指定を選択すると駅伝大会の結果が出てくる。伊沢さんは自身が使っている検索術を紹介した。陣内智則さんと陣内孝則さんを同時に調べたいときは「*」を入れると便利に検索できる。
番組で集まってもらった40代~50代の9人に、水のトラブルの業者探しをお題に検索してもらった。1番植えに表示された業者を選ぶ人が多い中、水道局のホームページをひたすら調べて指定業者に選んだ人もいた。
水道トラブルの検索では、上にスポンサーとして検索連動型広告が表示される。信頼できる情報を探すには信頼できるサイトを探すのがオススメ。水道トラブルでは水道局から探すと信頼できる。病気では病名や症状と一緒に「go,jp」を検索すると政府に関連した公の機関のサイトが出やすい。最後に、辻さんは「大事なこと」は検索しないのが重要だと指摘した。視聴者からは、今日まさに宿を調べようと思っていたなどとお便りが寄せられた。また、福岡でお店を探すときに「福岡 ランチ 華大」と検索すると華大とズブズブの名店が見つかるというお便りもあった。