- 出演者
- 石原さとみ 小沢一敬 IKKO
今回はめまいについて特集。68%の人がめまいを経験している。
- キーワード
- めまい
オープニング映像。
めまいを引き起こす器官は内耳で、英語ではラビリンス「迷宮」とも呼ばれている。ベルランド総合病院めまい難聴センターの今井さんは、めまいの国際診断基準を決める委員である。今井さんの診察方法を紹介。
奈良県立医科大学附属病院めまいセンター長の北原さんが、めまいのメカニズムについて解説。めまいの原因となる耳石は、加齢などが原因で剥がれる。耳石はカルシウムでできていて、骨を丈夫に保つ生活が予防となる。耳石が原因のめまいの特徴を紹介。今井さんは、耳石を崩す治療を行っていて、4~6割の患者が改善している。耳石くずし体操を紹介。
山口大学医学部の菅原准教授が、魚の側線器が内耳に似ていると語った。国立科学博物館研究主幹の中江さんがドボン装置を使って、魚の有毛細胞の実験を行った。有毛細胞は、水流を感じてバランスをとるのに欠かせないもので、人間の内耳にもある。スタジオで、10回回転したときの目の動きを観察する実験を行った。最後の2回だけ逆にすると、目の動きが正常に近くなる。
ミュージカル女優を目指していたが、めまいが原因で専門学校を退学した女性にインタビュー。高解像度MRIによる検査で、めまいがする人と正常な人の内耳を比較。めまいがある人には、水ぶくれがあった。内耳に水ぶくれができるのはストレスが原因で、メニエール病と呼ばれる。北里大学の長沼教授は、メニエール病の治療法として水をたくさん飲むことを勧めている。水ぶくれが原因のめまいの治療法を紹介。水分摂取療法は、必ず医師の指導のもとで行うこと。
奈良県立医科大学附属病院めまいセンター長の北原さんは、原因不明のめまいの97.5%を解明している。原因不明のめまいを発症した女性が検査を受け、半規管のひとつに異常が見つかり、リハビリ治療で症状が改善した。日本めまい平衡医学会のホームページを紹介。
エンディング映像。
「あしたが変わるトリセツショー」の次回予告。