- 出演者
- 石原さとみ 狩野英孝 池田美優
今夜のトリセツショーは”動物園のトリセツ”。
オープニング映像。
”幸せ”をもたらす動物園の楽しみ方1つ目は「かわいいを探す」。かわいいの持つ力を研究して16年、大阪大学の入戸野宏教授はかわいいは誰でもわかりやすい”かわいい”とその人自身がどう感じるかの2つがあり、自分の完成に従ってかわいいと思うところを探すと相手のことをもっと知りたいという気持ちが生じるのでより細かい部分までしっかり見るようになる。脳の報酬系の神経回路が活発化しより”かわいい”を求めるようになる。
3分未満という見学時間では動物たちのいきいきとした姿を見逃している場合が多い、 とりあえず5分見ることでいきいきとした姿に出会えるチャンスが大幅にアップする。
動物を見る前後で唾液を採取しストレスの指標となる物質を測定、”かわいい”を探して見ると-40%になった。かわいいと感じると近づきたい・仲良くなりたいとい気持ちが生まれ自然と笑顔が生まれストレスが減ると考えられている。入戸野教授は「自分の完成に従って・温かい気持ちになれるところ」を探すと良いという。しまうまの縞模様は虫よけ効果が最も有力な説だと考えられているという。スッポンは鼻も首も長いので砂に潜ったまま水面まで伸ばして呼吸することができる。
京都大学の東島沙弥佳特定助教はしっぽを医学や人文学から多方面で研究、なくしたしっぽこそいろんな意味でのヒトを知る鍵だという。ビントロングはしっぽの筋肉が発達し木の上を自由自在に動くことができる森暮らしの達人、お尻もどういう暮らしをしているか知るのに大事なパートだという。ワオキツネザルは普段は尻尾を高く挙げて歩くが体温調節のため尻尾をマフラーみたいに巻くことがある。鳥類は飛行に適した体に進化する中で骨の数が減りしっぽが短くなったと考えられている。また動物は顔以外の部分でもコミュニケーションを取ろうとするがヒトは顔でコミュニケーションを取ることが多いため顔ばかり見るクセがついているという。
動物の幸せを追求する動物園が増える中、動物の新たな姿が確認され始めている。生息環境を再現したエリアでは11匹のコツメカワウソが生息するが自分のしっぽを子ども代わりに運んでいく愛らしい姿も見られたという。
- キーワード
- コツメカワウソ
エンディング映像。
次回予告を伝えた。