- 出演者
- 恵俊彰 赤木野々花 村井美樹 高橋英樹 山本博(ロバート)
オープニング映像。
今回のテーマは「城下町特集」。
まずは文化の香り高い城下町「金沢城」。加賀百万石 前田家の城。城下町は国内有数の観光スポット。以前の賑わいを取り戻し多くの観光客が詰めかけている。洗礼されたデザインで統一されているの金沢城の魅力。江戸時代から残る「石川門」や、かつての姿そのまま再現された「五十間長屋」、城のシンボル「菱櫓」。どの建物も白亜の壁と黒く平たい瓦を漆喰で固めたなまこ壁で仕上げている。屋根には鉛を贅沢に使った瓦は時を経るにつれ白く輝く。前田家の美意識を体験できる先は成巽閣。謁見の間は金が散りばめられた壁が豪華絢爛。腰板に描かれた絵は部屋によって異なる。金沢城は台地の上に石垣を張り巡らせた強固な城。東西を流れる皮が防衛ライン。川の外側には寺町が作られた。浄化に残る武家屋敷は風情あふれる落ち着いた佇まいで工芸品も次々と生み出された。江戸時代からの伝統は今に引き継がれている。防衛ラインだった2つの川沿いには茶屋町となった。ひがし茶屋町は金沢を代表する観光スポット。茶屋町が金沢には3か所残っている。玉泉院丸庭園は殿様の庭園に作り替え、中央の石垣は縦横いろんな石が組み合わされ滝のように水が流れる仕組みとなっている。
続いて武士の気風が息づく城下町「萩城」。城下に植えられた夏みかんは街の名物。江戸時代の町割りがほぼ完全に残り武家屋敷や諸家を見て回れる世界遺産の城下町。城は山城・平城と2つの性格を持ち合わせる。本丸のひときわ目立つ石垣の上には天守がそびえ立っていた。毛利家の城で30万石にまで減らされ、この地にやってきた。江戸幕府と緊張状態にあったため城は防御に徹した。城下にも守りの仕掛けがあり、当時のまま残されている。松下村塾は幕末の指導家・吉田松陰が育てた場所。高杉晋作や伊藤博文など日本の歴史を大きく変える人物を輩出した。中でも高杉晋作は農民や町民を加え奇兵隊を率いて幕府軍と戦った。
続いて江戸を支えた城下町「川越城」。かつての江戸を忍ばせることから小江戸と呼ばれ多くの観光客が押し寄せる。川越城は江戸を守るために整備された城。巨大な土の城だった。城の痕跡が残る中ノ門堀跡の特徴は両側の壁の勾配が異なること。富士見櫓は城内の最も高い位置に作られた櫓は天守のない川越城のシンボルだった。本丸御殿は藩の政治が行われていた場所。当時は1000坪を超える巨大な御殿だった。江戸時代の本丸御殿が残る城は全国に2つだけ。川越藩は幕末、江戸の警備を担当していた。城下町の中心部には蔵造りの商家が並んでいる。店と蔵が1つになっているのが川越の特徴。川越を大きく変えたのは新河岸川の大改修。水路をジグザクにして水位を保ち船が行き来しやすくし、江戸に食料や燃料を運び生活を支えた。川越大師 喜多院の客殿は江戸城の誤殿の一部を移築されたもの。江戸城から移った書院には春日局のプライベート空間がある。
番組HPでは「今回のあなたの最強の城は?」を投票できる。
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