- 出演者
- 森田美由紀 石田ひかり
オープニング映像。
去年12月に77歳で亡くなった脚本家・内館牧子さんの歩みをNHKに残る膨大な映像から振り返る。内館さんは脚本家になる前にOLとして会社勤めを経験しており、連続テレビ小説「ひらり」では恋愛や仕事など生き方に悩む女性たちの本音を活き活きと描いた。
スタジオには内館牧子さんが脚本を担当した連続テレビ小説「ひらり」でヒロインを務めた石田ひかりさんが出演。同作は相撲の若貴ブームもあって平均視聴率35%超と国民的人気を誇った。石田さんは内館作品の魅力について「全ての登場人物のセリフにリアリティがある。そして歯に衣着せぬ物言いが最初の作品から最後の作品まで貫かれていた」などと話した。
内館牧子さんは大学卒業後に日本を代表する製造業の会社に就職。重要なポストを任せてもらえず、やるせない気持ちを埋めるためにアフター5を花嫁修業の稽古に費やした。内館さんは27歳の時にシナリオ学校の生徒募集の広告を目にし、仕事の合間を縫ってのシナリオの勉強をスタートさせた。そして35歳になろうとする夏に13年間のOL生活に別れを告げ、脚本家への第一歩を踏み出す決意をする。内館さんは「今思うと焦る必要はなかったと感じる。もし嫌なことがあってもこの先で良いことに変わっていくと思えるようになった。それが13年間のOL生活が与えてくれたもの」などと話した。
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脚本家・内館牧子さんをしのんで。森田さんは内館さんが会社勤めを辞めた年に大学を卒業して社会人になったが、当時は就職試験で女子大生は厳しかったという。石田さんはあの時代、35歳で大きい会社を辞めて脚本家として生きていくのは想像もできないくらいの決断だとコメント。内館さんがNHKで初めて手掛けた脚本は「中学生日記」、1986年に書かれた。タイトルは「ホンネでアタック」。続いては内館さんの人生哲学が詰まった「ひらり」名場面。
脚本家・内館牧子さんをしのんで。内館さんの人生哲学が詰まった「ひらり」名場面。「物事はあるところまで考えたらあとはひらりと飛んでみることも大事」というセリフのシーンなどを紹介した。内館さんの座右の銘は「見切り千両」、上手に見切りをつけることは千両に値するほど大事という意味。
脚本家・内館牧子さんをしのんで。石田さんは二十歳の自分に人生1万5000日だと言われてもピンとこないが今はそうだと思うと話した。また自分も好きだという気持ちが何よりの原動力なので、演じたひらりは自分そのものだと語った。内館さんは撮影が始まる前に役について楽しそうに話してくれたという。同時の現場の様子について話した。放送当時は姉のみのりに人気があった。
藪沢家の長女・みのりはOL生活5年目の25歳。ひらりに比べて要領が悪く、物事を悪い方へ考えがちで、いつもクヨクヨしている。内館さんは脚本を書くに当たり、みのりのプロフィールを具体的に設定していた。放送当時、視聴者から寄せられたみのりへのファンレターの一部を紹介。内館さんは「等身大の女の子を作ろうと思っていた」と明かした。みのり役を演じた俳優・鍵本景子さん。全151話という長いストーリーの中で鍵本さんが特に好きだと選んだのは、いつも消極的なみのりが思い切って大胆な行動に出たシーンだった。鍵本さんは「人間の中の複雑な混沌としたものを時に切なく時にコミカルに描かれていて面白いなと思いました」と振り返った。内館さんの脚本の中のセリフに事あるごとに勇気づけられてきたという鍵本さん。世界で一冊だけのひらり名言集を作成。洋一「失いたくないものを次々に身につけていくことが成功なのだろう。だけど、そうなると面白がれない。結局、成功は人を老けさせる。死ぬまで面白がって生きていける人間が結局は人生の成功者ってことだ」など。内館さんに会えるとしたらどんなことを伝えたいか。「面白がって生きてきましたよっていうことを伝えられる人生をこれから送っていきたいなって思う」と話した。
石田ひかりさんは「どこまでも卑屈で大変だったけどあんなに大胆な行動にでる回もありましたね」、「ひらりは大きな財産」などと話した。
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ドキュメント にっぽんの現場「土俵で心を伝えたい 内館牧子監督と東北大相撲部」。アマチュア相撲の指導にも取り組んでいた内館さん。東北大学は数々の知性を生み出した。大学院生としてこのキャンパスで学んだ内館さん。相撲部の監督として稽古に立ち会った。土俵の中に立つことはないが、相撲の基本を指導。相撲部は廃部寸前だった。部員たちは大学院に通っていた内館さんに監督を依頼した。無報酬で請け負った。土俵づくりにとりかかった。大相撲の呼び出しを招いて土俵を完成させた。学生たちはかわりはじめた。モンゴルからの留学生がいた。相撲は勝つだけのスポーツではないという内館さんの考えが彼らにも理解されるようになった。経済を学びにきたチャトマンライさんもそのひとり。部員たちはOBたちのカンパにお礼状を書いた。礼儀を身に着けてはじめて一人前の力士になる。Cクラス脱出を目指していた。大阪の大浜公園相撲場。全国学生相撲選手権大会。Cクラストーナメントがはじまった。バトマンライさんは勝利。翌日の入れ替え戦に臨むことになった。青森大学と対戦する。平均体重は100キロを超える。東北大学は圧倒された。一勝四敗。夢は叶わなかった。
2007年放送のドキュメント にっぽんの現場「土俵で心を伝えたい 内館牧子監督と東北大相撲部」。りっぱな相撲部に成長したという石田さん。内館さんは勝つだけのスポーツではないと教え、学生たちは受け取ったという。学生たちはすばらしい選択をしたという。内館さんは50代で東北大学の大学院で学びはじめた。内館さんはお相撲に関する本も書いている。高齢者をテーマにした本も書いた。「終わった人」を途中まで読んでいるという石田ひかりさん。「すぐ死ぬんだから」はおしゃれをつら抜く女性が主人公。いくつになっても自分自身を大切にするメッセージにあふれているという。石田さんは内館さんから、おもしろがることを学んだという。
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