- 出演者
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オープニング映像。今回の主役は福井・福井市でヒーローをする男性。
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- 福井市(福井)
福井・福井市は恐竜王国と呼ばれる。県内でたくさんの新種の恐竜が見つかっている。この日は夏祭りが開催されていた。伊藤政臣さんは福井市にご当地ヒーローを作り自ら変身する。伊藤さんは4年前に芸人の夢を諦めた。笑いのために自分を押し殺し、本当の自分がなくなったときに精神的に苦しくなり、うつ病になってしまった。逃げるように福井にたどり着いた。療養の後、バナナジュース屋で働き始め、元気を取り戻していった。
そして、幼い頃から憧れていたヒーローに挑戦したい思いで、クラウドファンディングを開始した。ヒーロースーツや楽曲制作の資金130万円以上が集まり、共感してくれた仲間が敵役として無償で出演してくれることになった。音源作りを担当したのは、長年演劇を続ける大林甲憲さん。大人にも楽しんでもらえるように、福井のあるあるネタも入れた。子どもも大人も楽しめるショーを目指してリハーサルが行われた。お披露目ショーは福井市のショッピングモールに場所を借りて開催した。観覧は無料。観客は多く集まり、地元テレビ局も取材に来た。ショーは成功した。
福井県は全国都道府県幸福度ランキングで5回連続1位。幸せなのか街頭でインタビューしたところ、幸せと答えた人が多かった。福井県では子育てのサポートが充実し、保育所・学童・児童館の待機児童はゼロ。
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伊藤さんに新たなヒーローショーの依頼が入った。福井駅前でのお祭り会場で行う。依頼主から報酬がもらえる初めての舞台。プロとしてもう1度エンタメで生活していく足がかりとなるチャンス。決意を固めた伊藤さんは、逃げるように離れた名古屋に足を運び大須演芸場で仲間と共に舞台に出演した。元相方の中山真希さんに連絡を取ることができずにいたが、久しぶりのコンビでの舞台を成功させた。
お祭り会場のイベント当日、体調に不安がある中でショーに臨んだ。今まで自信がなかったからキャラを演じようと思っていた自分ではなく、素の自分に自信が持てたことが大きいと伊藤さんは舞台裏で語った。秋はショーが依頼が3件舞い込んだ。そこで、大林さんが変身し、伊藤さんは素顔でイベントに参加した。
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2023年10月3日(12:20)