- 出演者
- 谷原章介 石橋亜紗 森口博子 酒井一圭(純烈) 山川静夫 坂本冬美 白川裕二郎(純烈) 後上翔太(純烈) 新浜レオン
ちあきなおみは6月10日がデビュー記念日。1972年の紅白歌合戦で「喝采」を歌うちあきなおみの映像が流れた。
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- ちあきなおみ喝采第23回NHK紅白歌合戦
今夜は1970年代の紅白歌合戦を振り返る。さらに今日がデビュー記念日のちあきなおみの貴重な紅白映像もお届け。谷原章介は今日はスタジオでやっており、目の前にお客さんもいないため、さっきから噛みっぱなしだと話した。紅白の司会を13回担当した元NHKアナウンサー・山川静夫が登場。
山川静夫は総合司会を4回、白組司会を9回務めた。司会として数々のトップスターをタッグを組んできた。山川静夫は白組の司会は時間調整係だったなどと話した。
山川静夫の曲紹介の口上を紹介。歌手が歌に入りやすいように自らでナレーションを考えていた。山川静夫は声について、学生時代から歌舞伎が好きだった。そこで「大向う」をやっていたといい、それで声を鍛えたと話した。
今夜は1974年・第25回の紅白をプレイバック。山川静夫は始めて白組の司会を務めた。紅組の司会は佐良直美。白組は新御三家が揃い踏み。紅組は花の高1トリオが集結。渡哲也は「くちなしの花」、あべ静江は「みずいろの手紙」、殿さまキングスは「なみだの操」、ペドロ&カプリシャスは「ジョニィへの伝言」、海援隊は「母に捧げるバラード」を披露した。最後に森進一が「襟裳岬」を歌った。山川静夫は衣装は自前だった。白組では美川さんからもらった蝶ネクタイを使った。この蝶ネクタイについて、美川さんは貸したと思っていたが、山川静夫はもらったと思っていたと話した。
山川静夫が第25回の紅白で最も印象に残っている曲は西城秀樹の「傷だらけのローラ」。
佐良直美は歌手として紅白に13回出場。さらに紅組の司会を歴代最多の5回務めた。現在は栃木県で犬のしつけ教室や野犬の保護活動をしている。当時の紅白について、佐良直美はコメントは全部考えたと話した。忘れられないシーンについては「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」を歌った時、バグパイプの音が中々出なかった。悪夢にさいなまれる感じで覚えているなどと話した。山川静夫とは「花のフェスティバル」という曲で一緒にダンスを踊ったという。山川静夫は熱がある状態で司会をやったこともあると話した。
佐良直美が第25回の紅白で印象に残っている曲は小坂明子の「あなた」。小坂明子は父で指揮者の小坂務との親子共演となった。
今日がデビュー記念日のちあきなおみ。1969年にデビューし紅白に9回出場。若い世代からも再評価されている。ドラマチックな世界観が人気の「夜間飛行」の紅白映像を紹介した。
佐良直美が語るちあきなおみの人柄。ツボに入ると笑いが止まらない方だったという。佐良さんが印象に残っているのは1977年に紅白で歌った「夜へ急ぐ人」。ちあきさんの歌の中にはドラマがある、歌手というより演技者である、体中で歌い心から歌う方だと話した。。
森口博子さんはデビューから7年目で紅白初出場。前の年にも渋谷からの中継でわずか30秒だけ出演していた。坂本冬美さんはデビュー10年目で初の紅組ラストを飾った。その3年前には森口博子、坂本冬美、西田ひかるで「ムーンライト伝説」を披露していた。
エンディング映像。