- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 ダンディ坂野 森永卓郎
東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石。
オープニングの挨拶。
オープニング映像。
ゲスト・森永卓郎、ダンディ坂野を紹介。資産運用EXPOで講演を行ってきたという森永は技術のタネが変わっているなどと話した。
- キーワード
- 資産運用EXPO
世界最大級の食品加工機械の展示会・FOOMA JAPAN 2023を紹介。冷凍食品用トレーの製造を行う岡山・丸善はコロナ禍に増えた冷凍食品の自動販売機用トレーを製造している。トレーの突起で冷凍食品が均一に温まるという。クリーンレーザージャパン「CL 100 lightCASE」は結晶YAGから出るレーザーが金属を傷つけることなくサビや汚れを落とす。
クリーンレーザーを体験。レーザーが強く当たる焦点距離が大事だという。現在はアウディやボーイングの工場で取り付け前のパーツのクリーニングに使用されている。価格は約1000万円から。
「第11回 東京国際消防 防災展 2023」。この展示会は、消防と防災に関する最先端のサービスや製品が一同に集結。消防車のトップメーカー「モリタ」のブースでは、日本初の電気自動車の消防車が。遠隔操作で消火作業を行う小型ロボットを搭載。この展示会は普通の展示会とは違い、業界関係者以外の消防好きの一般の方々も参加可能。売り切れ必至、展示会限定トミカの模型の消防ヘリコプター「こうのとり」が売っている。野外特設ステージでは、東京消防庁の訓練を至近距離で堪能できるイベントもある。
展示会で見つけたのは、「ケーエスケー」がPRする、消防ホースのノズル「龍神ノズル」。ノズルに特殊な加工がされていて、水が玉状になり火を叩き消すため、早く鎮火できるらしい。会場でひときわ目立つ「パトライト」という会社のブースへ。緊急車両の回転灯を製造している会社で、消防車用サイレン音の最新型も作っていた。パトライトはウ~ではない新しい音「ギュイーン」を開発し、今徐々に広まっている。車の密閉性が高まり、運転手がサイレンに気づかないケースが増加したため、パトライトは車の窓ガラスを通り抜けやすい波長で歩行者が不快ないならない音を開発した。
「東京国際消防 防災展」の同日、別の展示会が開催されていた。「第31回 インテリアライフスタイル2023」は、デザイン性に優れた小物や雑貨などのインテリアの見本市。会場で来場者から気になる情報が。「ひだか和紙」という和紙を作る会社のブースで、皆が見ているのは、とても薄い和紙。コウゾの繊維を使った薄さ0.02mm重さ1.6g/m²の和紙。主に世界中の美術館の文化財の保存修復用に使われている。劣化してしまった古い書物を薄い和紙で挟んで傷まないように保存したり、古い仏像の色を塗りなおす際に新しい塗料が剥がれないよう上から貼ったり、元の素材を残したまま保存するのに世界中で大活躍。これは儲かっていそう。
高知県日高村へ。「ひだか和紙」の鎭西社長が薄い和紙の作り方を見せてくれるという。薄さに欠かせない作業が工場にあった。和紙は植物のコウゾの繊維でできている。コウゾの直径は一番細いもので0.02mm。ひだか和紙の厚さ0.02mmは、コウゾから作れる限界ギリギリ。植木さんは、手の感覚だけを使い、コウゾの繊維を全部0.02mmに揃えていく。その後、できあがりが美しくなるよう、コウゾの繊維の中の細かいゴミも取り除く。シート状に紙を漉いていくが、厚さ0.02mmの和紙は繊細すぎて手漉きだと破れるので機械で漉く。ゆっくりと加熱したら、完成。売上げはのぼりたいところ。鎭西社長は薄い和紙の新しい使い道も考えている。厚さ0.02mmの和紙に毛筆で文字は書けるか実験。
厚さ0.02mmの和紙に毛筆で文字がかけるか。ところどころ破れそうなピンチをくぐり抜け、破けず書けた。これは儲かる原石だ。
森永オススメの展示会は「和麺産業展」。うどん・そば・ラーメンなどに関わる専門展示会。
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- 第2回 和麺産業展
「がっちりマンデー!!」の次回予告。
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