2024年4月13日放送 5:10 - 5:37 NHK総合

にっぽん ぐるり
北陸スペシャル「もう一度ここで働きたい〜どうする?被災地のなりわい再建〜」

出演者
永井伸一 常磐貴子 
(オープニング)
オープニング

今日から「北陸スペシャル」スタート。ゲストは常盤貴子さん。

キーワード
令和6年能登半島地震連続テレビ小説 まれ
(北陸スペシャル)
能登の”なりわい” どう再建?

能登には豊かな自然を生かした伝統産業が根づき人々の生活を支えてきた。輪島市の商店街で和菓子店を営む中浦政克さん。地震前、21店舗があった商店街では復旧が進まず。復旧のためにも一刻も早く働くばを取り戻す必要があるという。

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輪島市(石川)
”なりわいの再建”厳しい状況

「再開できる状況にない」と答える人は輪島市で約1000の事業者のうち約3/4、珠洲市でも約100の事業者のうち約2/3が答えた。

被災地で仕事再開も厳しい現実

被災地で仕事を再開した人も厳しい現実に直面している。商店街で営む陶器店店主の山口外美子さん。倉庫は崩れ中の在庫がほとんど壊れるも4月から商品で店をあけることにした。商店街は60店舗以上が軒を連ねていた。しかし地震で一変した。被害が大きい地区で多くの住民が街を離れている。今後の展望を抱けず店の再開を諦める人も少なくない。

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令和6年能登半島地震珠洲市(石川)
復興のカギ握る ”なりわい再建”

専門家は「大きな地震がくると仕事が止まるのは仕方がない。次、再開のフェーズに移れるかが大切」などと語った。仕事を取り戻そうとする人もいる。

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令和6年能登半島地震
被災後に雇用 被災地の鍛冶店

宇出津では被害が大きく、多くの店が営業を再開できない。そんな中、動き出していたのは明治41年創業の老舗鍛冶店。鍛冶店4代目社長・干場健太朗さん。復興のために地域の仕事を守る必要があると考えている。しかし店の経営は地震で大きな影響を受けた。地域の産業を支えてきたが、全てストップし仕事が大幅に減った。雇用に踏み切ったのは続けてきた郵送の包丁研ぎサービスがあったから。依頼は毎日10~20件ほどあった。会社が被災地にあっても継続して仕事を確保することができていたのだ。

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宇出津(石川)
仕事再開を復興の一歩に

鍛冶店がいち早く店を開けたことで地元産業も動き始めている。3月は農作業が始まる時期で農具の修理のため多くの客が店舗を訪れた。仕事再開の動きを他の産業にも広げようとしている。木工工房を営む杉本さんと漆器店を営む田谷さん。2人の工房なども大きな被害を受けた。干場さんは郵送の修理サービスを提案した。異なる業種が手を取り合い能登の仕事を守る。復興に向けた動きが広がっている。

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令和6年能登半島地震輪島市(石川)
”仕事を守る”新たな可能性も

鍛冶店で地震後に働き始めた川崎さんの趣味は太鼓の演奏。毎年、お祭りで太鼓を披露していた。仕事を再開し練習にも打ち込めるようになったという。陶器店店主・山口さんは仮店舗で営業再開した書店と毎年恒例のお花見の打ち合わせをしている。

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令和6年能登半島地震珠洲市(石川)

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