- 出演者
- 日村勇紀(バナナマン)
オープニング映像。
新潟県糸魚川市にやってきた。最初の乗客は6年前糸魚川市に移住してきた屋村さん家族。温泉宿を運営しているがつぶれそうなのでお客さんを連れてきてほしいという相談だった。祥太さんと靖子さんが結婚して2年後、靖子さんは突然仕事を辞め1人新潟へ。その後祥太さんも後を追い糸魚川市での移住生活が始まった。ひむバスは夫婦が営む温泉宿「長者温泉 ゆとり館」に到着。もともと公共施設で住民自ら運営してきた。さらに屋村さんは空き家を宿泊施設にリフォームした。中尾集落の人口は30年で半分以下になり後継者不足で閉鎖の話もあったが屋村さんが引き継いだ。集落の暮らしを教えてくれた一助さんはゆとり館の元館長です。温泉宿の客足は伸びず夫婦で手探り状態です。流しそうめんイベントをして人を集めて温泉宿をPRすることにしました。
ご近所の至さんと竹を調達しに竹林へ。日村さんが竹を切り出して真っ二つに割った。そうめんがスムーズに流れるように節をひとつひとつ取り除きます。ひと汗かいたあとに子どもたちと川遊びをして楽しんだ。続いて集落から15キロ離れた糸魚川駅前へ行ってイベントをPRすることに。靖子さんは自転車世代や車を運転しないおじいちゃんおばあちゃんに来てほしいと話した。日村さんたちは駅前でたくさんの人に声をかけてあすの12時にひむバスが迎えに来ると話してイベントをPRした。靖子さんは移住者にも良くしてもらった恩返ししたいので明日が楽しみだと話した。
ひむバスは日本酒の酒蔵に寄り道した。150年以上続く老舗で糸魚川市ならではの特別な体験ができる。東日本と西日本の境目になるのが静岡市と糸魚川市を結んだライン。ここに大きな断層があり酒蔵はこの断層の真上にある。敷地内に東と西それぞれに井戸があり水質も味も違うという。東西の水を飲み比べた。日村さんは「東の方がグッて残ってくる。西の方がスキッとする」と話した。酒造りには西の水を使っている。西の水でつくった日本酒で森田アナが乾杯した。
流しそうめんイベント当日、駅前に迎えに行くと昨日声をかけた人たちがこんなに集まってくれました。ひむバスは皆さんを乗せて温泉宿へ。お客さんの中にはゆとり館に初めて行くという人や会社を休んで来てくれた人も。昔よく集落に通っていたというお二方は久しぶりの温泉です。温泉は傷や皮膚病に効くと昔の人は利用していたという。到着するとさっそく温泉に入り大好評。そのあと流しそうめんを楽しみました。靖子さんは「両親もちょっとは安心してくれると思う」と話した。祥太さんは「6年やっても出会えなかった人たちと出会えたのですごくよかったです」と話した。
エンディング映像。
「ひむバス!」の番組宣伝。