- 出演者
- 加藤紀子 宮崎由加 南波雅俊
今回は今後大注目になるという企業を紹介。神奈川県横浜市にあるクリーンレーザージャパンについて代表の本村さんはドイツ製の最新技術のレーザークリーニングを用いて金属の表面の汚れや薬品を使わずに光だけで除去するという技術をいろいろな業界に提案しているという。一般的い思い描くレーザー技術といえば、強い光のエネルギーで硬い物質を切り込んだりするのに使用する。サビだらけの鉄板は全面にサビがついているが今回使用するのは高出力のレーザーシステム。錆びた鉄板にレーザーを当てるとあっという間にサビが落ちていく上にそのサビの粉塵もほぼ出ていない。本村さんは金属の表面にある汚れを取るのが基本技術で、レーザーは発振方法がある中でも強いエネルギーをものすごい短い時間で出しているという。波長の強いレーザーは熱を持ちやすく金属を切断でき、クリーンレーザーの波長は金属にも反射し、傷つきにくく汚れがとれるという。強いエネルギーを短時間で出すクリーンレーザーの装置はサビや汚れにエネルギーを吸収させ爆発を起こし昇華するという原理。
クリーンレーザージャパンのレーザーは金属を傷めずにサビや汚れを取り除くのに適しているという。さらに、サビや汚れをガス化させ同時に吸引しているために環境にも優しいという。本村さんはこの技術との出会いについては25年前に航空関連の部品を輸入する商社にいて米国でそういった技術を開発している会社に出会ったが日本にもその技術はなく環境対応技術として航空機や戦闘機の塗装を剥がすなどに薬品を使っていたが廃棄物がどうしてもでてしまうという問題があったという。そこで光を使って廃棄物を減らす技術をみて興味を持ったという。1997年にドイツでクリーンレーザーシステム社を設立。自動車、航空機メーカーから技術承認を受けた実績を誇る。また環境にも優しく技術も素晴らしいという。こうして2108年にクリーンレーザーシステムの日本販売代理店が設立した。
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レーザークリーニングの現場にも密着！
クリーンレーザージャパンは高い技術力だけでなくレーザーしか使用せず、今までの技術の水や薬品とが違って廃棄物が少ないのが特徴。また金属の表面には傷をつけずに、作業負荷も少なく作業オペレーターの安全性も高いという。今では日本各地からクリーンレーザーを使用した作業の依頼が増えているという。そこで実際の現場へお邪魔した。奈良県内で行われていたのは歩道橋の塗装の塗替え。塗り替えるためには、一度舗装を剥がす必要がありかなりの日数を要する必要がある。またその作業で騒音問題が発生するなど影響があったが、レーザーは音も出ず労労負荷の面でも囲いもコンパクトで良く作業の効率も良く、重労働というイメージの仕事も解消されていくという。
本村さんはレーザークリーニングについてその市場は大きく、元々はドイツのメーカーからで自動車メーカーの製造工程や航空機の製造で使用されていたという。実際にその技術を初めて見た時はびっくりしたと答えた。国内では200台ほど売れたが国内市場としてはまだまだだという。需要の変化についてはSDGsの高まりもあり、波が来ているように感じていると答えた。
宮崎は今回の技術に助かる人がどんどん増えていくだろうと答えた。
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