- 出演者
- 加藤浩次 島崎和歌子 斉藤由貴 imase HITOMI(SAY MY NAME)
1968年にオリコンが集計を開始した音楽チャートでは、これまでに302曲がミリオンヒットとなっている。2024年にミリオンヒットとなったのはSnow Manの「BREAKOUT」のみ。
AKB48は「ヘビーローテーション」「フライングゲット」などで多数のミリオンヒットを記録し、10年で39曲がミリオンヒットとなった。
2007年にクラシックで初のミリオンとなったのが秋川雅史の「千の風になって」。秋川は現在、彫刻を手掛けるなどマルチに活躍している。
2003年には森山直太朗「さくら(独唱)」とSMAP「世界に一つだけの花」がミリオンを達成。「世界に一つだけの花」はトリプルミリオンとなっている。
1999年には「だんご3兄弟」が291万枚を売り上げた他、モーニング娘。「LOVEマシーン」などもミリオンヒット。
1998年には宇多田ヒカルが「Automatic」でWミリオン。アルバム「First Love」は770万枚を売り上げた。
97年には安室奈美恵が「CAN YOU CELEBRATE?」でWミリオン。同事務所のSPEEDも「STEADY」でミリオンを達成している。
1995年にはトレンディドラマの主題歌が大ヒットし、「セカンド・チャンス」の主題歌「TOMORROW」などがミリオンを達成した。
1991年にはZARD「負けないで」などがミリオンヒットしたほか、KAN「愛は勝つ」も話題となった。
1990年リリース、201万枚のWミリオンを達成(オリコン調べ)したKANの「愛は勝つ」。2011年には東日本大震災の応援ソングとして、2020年にはコロナで不安を抱える全ての人へ「心配ないからね」と歌い繋ぎ、世代を超える応援歌となった。しかし、昨年11月12日、KANは61歳という若さで天国へ。今夜、25年連れ添った妻・桜子さん、音楽仲間たちでつなぐドキュメント。
福岡市で誕生したKAN。中学、高校、大学でバンド活動を行う中で父親と同じ音楽家を志す。そして、1987年に「テレビの中に」でメジャーデビューしたが全く売れなかった。早く世間の目にとまりたいと2年2か月でアルバム4枚というハイペースでリリースしたがどれもヒットしなかった。デビューから3年で「愛は勝つ」が大ヒットした。アルバムの中の1曲だったが、大阪のラジオがきっかけで人気曲になった。「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」の挿入歌に使用されると大ヒット。背中を押す応援歌にはモデルがいる。女の子に振られたメンバーを励ますために書いた曲が「愛は勝つ」だった。KANには心に寄り添い愛情を注ぐ歌が多い。バイオリン奏者としてKANのツアーに参加したことがきっかけで結婚した、妻の桜子さんもそんなラブソング「長島ぐつ」を贈られていた。ステージでは羽をつけたり、音楽劇を披露したり、励ましたり元気にさせたりお客様に喜んでくれていることを考えていたという。KANの愛情はものにも注がれ、携帯やジャケットなど壊れても直して使う人だったという。愛は勝つは日本レコード大賞を受賞した。ケンタッキーのCMソングになった「KANのChristmas Song」、三ツ矢サイダーのCMソング「まゆみ」など多くの楽曲がCMソングになった。その頃のKANは愛は勝つのヒットで他の曲に注目が集まらないことに悩んでいた。2002年にKANは音楽活動を休止し、フランスへ。パリで音楽学校に通い2004年に帰国し再び音楽活動に邁進した。KANの音楽に魅力されたミュージシャンは多い。ASKA、山崎まさよし、秦基博など。2020年にリリースしたポップミュージックではダンスを披露している。2023年2月、メッケル憩室がんと診断された。3月にがんを公表し、仕事は続け明るく振る舞った。2023年9月、KANはパリに行った。妻・桜子さんに愛を伝えるためだった。最期の言葉は「守れなくてごめんね」だった。2023年11月12日にKANは次の星へ旅立っていった。
ザ・ベストテンは平均視聴率20%の音楽番組。テレビ初出演がベストテンだったミリオン歌手は小林明子。「恋におちて-Fall in Love-」は大ヒットドラマ「金曜日の妻たちへIII・恋におちて」の主題歌。ミリオンヒットから36年、今の姿は?
ミリオンヒットから36年、小林明子は学生時代から憧れていたイギリスに33歳で渡りアーティスト活動をしている。43歳のときに太極拳教室で出会った5歳下のイギリス人と結婚。「恋におちて-Fall in Love-」のメロディーは小田急線で思いついたという。ザ・ベストテンへ出演したときに家がバレた。
いま80年代の曲が流行っているそうで、HITOMIはカバーをSNSに載せたりしているなどと話した。
1975年には日本最大のヒット曲である「およげ!たいやきくん」が誕生。売上枚数は457万枚で、日本で最も売れた曲としてギネス世界記録にも認定されている。この歌を歌っていた子門真人は、1985年に日本音楽著作権歌謡祭で歌唱して以降メディアから姿を消したため消息不明とのこと。
沖縄出身の5人兄妹が結成したアイドルグループ「フィンガー5」は四男晃のハイトーンボイスと末っ子の妙子の愛らしさなどが受けて国民的スターに。四男の晃さんは現在63歳で音楽活動を継続中とのこと。さらに末っ子の妙子さんは現在62歳で、41歳の娘を持つお母さんだそう。また長男は沖縄で会社の社長、次男は東京で美容師、三男は東京で居酒屋を経営しているそう。また当時はレーベルから特注のバスをもらい、1年半で55億円稼いだとのこと。
1960年代のミリオン曲は8曲ある。1969年にリリースされた黒猫のタンゴは223万枚、8.9億円を売上た。歌唱する皆川おさむは当時6歳で声変わりを機に引退した。現在61歳で吉永小百合も所属していたひばり児童合唱団の代表を務めている。
水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」がリリースされた1968年は高度経済成長期真っ只中で前向きな歌詞が世相とマッチしミリオンセラーとなった。
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2024年7月24日(19:00)