2023年12月30日放送 6:00 - 6:30 フジテレビ

まもなく号砲!2023富士山女子駅伝

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(まもなく号砲!2023富士山女子駅伝)
拓殖大学 不破聖衣来 ”伝説”から2年

2年の富士山女子駅伝で刻まれた伝説。拓殖大学・不破聖衣来選手はエース区間5区で10人を抜き去り区間記録を2分近く更新する圧倒的な走り。この年、10000mで当時の日本歴代2位の記録を打ち立てた逸材。2022年には全日本大学女子駅伝で2年連続の区間賞を獲得した。しかしケガの影響からこれ以降のレースへの出場はなかった。1年2ヶ月に及ぶ試練と成長の日々を追った。

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拓殖大学 不破聖衣来 試練と成長の1年2カ月

2023年1月、この1年を復活のシーズンと位置づけ不破選手の練習は熱を帯びていた。そして20歳になった彼女が立てた誓いは「世界一のランナーになる!」。世界の舞台は夢ではなく目標へ。しかし次なる試練が不破選手に迫っていた。

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(まもなく号砲!2023富士山女子駅伝)
拓殖大学 不破聖衣来 試練と成長の1年2カ月

ケガからの復活へ。今年、順調なスタートを切ったと思われた拓殖大学・不破聖衣来選手に新たな試練が襲った。7月にも2回目の疲労骨折が発覚し予定していたレースは辞退し思うように走ることが出来なくなった。苦難の連続だが、前に進み続ける強さが不破選手にはあった。そして試練の日々が進化を加速させる。

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拓殖大学 不破聖衣来 ”伝説”のその先へ

取り組んだのは負荷に負けない体づくり。食事量を1.5倍、体幹トレーニングにも本格的に取り組んだ。12月、富士山女子駅伝を目前に控え拓殖大学は最終調整の合宿へ。以前との走りの変化は自分でもハッキリ分かるほどに。伝説の10人抜きから2年、より速くより強く不破選手は次のステージへ。

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富士山女子駅伝

2013年に誕生し今年で11回目となる「富士山女子駅伝」。大学女王を決める1年の締めくくりとなる大会。近年、この舞台から多くの選手が世界へ羽ばたいた。10月に行われた「MGC マラソングランドチャンピオンシップ」で大東文化大学出身の鈴木優花選手が優勝。日本体育大学の細田あい選手が3位、名城大学の加世田梨花選手が4位と世界の舞台へステップアップしていった。鈴木優花選手は富士山女子駅伝で区間賞2回。今大会で注目を浴びた鈴木選手だからこそ今の学生ランナーたちへ伝えたい思いがある。今大会は7区間で43.1km。女子駅伝の中では国内最長。高低差174mに及ぶ起伏にとんだレース。計24チーム168選手が襷をつなぐ。近年の富士山女子駅伝は名城大学一強で去年、5連覇を達成し地位を不動のものとしている。

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名城大学 主将 増渕祐香の苦悩

そんな名城大学は全日本大学女子駅伝で7連覇を達成。しかしメンバーから外れた主将・増渕祐香選手の胸中は複雑だった。大学に入り初のメンバー外となった。1年生の頃から優勝に貢献し今の破られていない記録も打ち立てている。キャプテンとして笑顔のラストランへ。

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絶対女王の6連覇を阻むライバルたち

史上初の6連覇がかかる名城大学だが安泰ではない。全日本大学女子駅伝で比較すると去年の区間賞5つに対し、今年は2つ。絶対女王に迫ってきたのは立命館大学・大東文化大学。今年は大学女子駅伝の勢力図が大きく塗り替わるかもしれない。

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(まもなく号砲!2023富士山女子駅伝)
大東文化大学 サラ・ワンジル 託された初優勝

大東文化大学はここ5年で2位になること7回とシルバーコレクターとして定着したが大型新人が打ち破る。サラ・ワンジル選手はチーム初のケニアからの留学生。日本インカレの10000mでトップランナーたちを相手にいきなりの優勝。全日本大学女子駅伝でもエース区間の5区で区間賞と大活躍。トップ名城大学との差を1人で1分近く縮めてみせた。いつも真剣なワンジル選手の日本語の授業に潜入すると勉強中の漢字がびっしり。授業で習った日本語はアレンジして使うのがワンジルスタイルのようだ。人生2回目の習字にも挑戦した。笑顔を絶やさず、常に全力疾走。それが大東文化大学を初優勝に導くラストピース。

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2023 全日本大学女子選抜駅伝競走iPhone全日本大学女子駅伝対校選手権大会名城大学大東文化大学立命館大学第92回 日本学生陸上競技対校選手権大会
立命館大学 村松灯 主将が導く王座奪還

名城大学が過去5年間の駅伝で築いた32区間連続トップの記録を止めたのがかつての女王立命館大学の主将・村松灯選手。走り終えると後輩を気遣うキャプテン。立命館大学は全日本大学女子駅伝で3つの区間賞をあげるも惜敗。今年は富士山女子駅伝にエントリーした多くの選手が自己ベストを更新。頼もしい背中でチームを頂きへ。6年ぶりの王座奪還へジュ準備が整った。

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大阪芸術大学 二刀流ランナー 北川星瑠

他にも女王の座を狙うチームがいる。4年生にとって、この仲間と走る最後の駅伝。晴れ舞台で輝きを放ち夢を追いかけるランナーがいる。夢に向かい走る大阪芸術大学・4年生エースの北川星瑠選手。去年・一昨年と2年連続で区間賞を獲得。キャプテンとしてもチームを引っ張ってきた大黒柱。北川選手はランナー・タレントの二刀流。日本一速い女優を目指し演技に磨きをかける。さらに今年7月、念願の芸能事務所入りを果たし競技にもいい影響を与えたのか「ワールドユニバーシティゲームズ」で女子ハーフマラソン金メダルを獲得しランナーとしても大きく成長した。富士山を舞台にレースの主役を演じる。

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(エンディング)
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